株式会社オートバックスセブン様
自動車整備スタッフ向けのeラーニング 32教材のFlashからHTMLへの変換・移行
株式会社オートバックスセブン様
人事企画部 課長 野口 裕司 様
人事企画部 人材開発グループ 佐藤 京介 様 様
- サービス
- 教材作成
- 導入の目的
- :eラーニング教材制作(Flash教材の変換)
お客様から頂いたご要望
株式会社オートバックスセブン、カー用品店最大手のチェーンである「オートバックス」や「スーパーオートバックス」等を運営、またはフランチャイズ展開しています。
スタッフたちの興味を維持するよう、当時主流だったFlashでキャラクターを登場させ、複雑なアニメーションやインタラクティブな動きを実現していました。
しかし、Flash Playerサポート終了に伴い、Flashから切り替えることが必要となりました。
一般的なeラーニング教材は、Flash Playerで再生するタイプでも、mp4への動画変換など、簡易な変換をすることができますが、オートバックスセブンのように凝った動きの場合、AnimateCCという制作ツールで、ひとつずつ手作業で作り直し、調整作業が必要となります。
コスト・時間を要し、対応できる技術者・制作会社も限られます。
そのような状況の中、2018年8月にヒューマンサイエンスに問合せをいただきました。
人事企画部 課長 野口 裕司 様
ご提案のポイント
HTML5 への作り変えにあたっては、以下の条件で、複数のe ラーニング制作会社に見積とサンプル作成打診がありました。
・納期とコストを優先のためなるべくmp4 などの動画にしたい
・ただし、インタラクションやクイズがある箇所は、Animate CC で作り変える
ヒューマンサイエンスでは、全32 教材のデータを調査し、
①動画版(MP4)
②インタラクション版(HTML5 で作り変え)
③ハイブリッド版(動画&インタラクション)
と仕分け、3 パターンのHTML5 変換・移行のサンプル作成を行い、仕様提案をしました。
オートバックスセブンでは、教材の作り変えと合わせてeラーニングシステム(LMS)の変更予定もありました
複数のLMSで検討をしており、ヒューマンサイエンスからは、2種類のLMSの仕様調査(従来のLMS との機能の違い、UI の違い)を実施し、教材変更の仕様設計提案、モバイルでの閲覧条件提示も並行して実施しました。
その結果、2018 年12 月にご発注いただき、2019 年1 月から6 月までで32 教材のHTML への変換・修正・移行、ならびにLMS の教材登録・検証作業を実施しました。
お客様からの声
「複数の会社に声をかけましたが、制作会社からはソースファイルがないため対応できない、もしくは一から作成する場合と同等の見積提示がありました。
ヒューマンサイエンスは当初の予定通りのコスト・納期での提案がありました。
提案の段階から、一緒にコンテンツを見ながら具体的なHTML化のプランを話せたこと、スマートフォンでの動作検証後の修正回数やスケジュールも柔軟に対応するという提案も発注の決め手のひとつです。
実際に、制作が開始してからも、対応も品質も申し分なく、安心して依頼することができました。」
人事企画部 人材開発グループ 佐藤 京介 様
ヒューマンサイエンス担当者から
「Flash Playerで再生する教材の作り変え・変換のためには、「.fla」という編集用のソースファイルが必要ですが、担当者の異動や制作会社の保管期間切れ等で入手が困難なことが頻発します。
また、FlashはAction Script、HTML5はJavaScript等の技術が必要ですが、両方の技術を持ったeラーニング制作会社はあまりありません。
ヒューマンサイエンスには、一定数の技術者が所属し、かつ、2012年よりFlashからの変換プロジェクトを多数手がけ、ノウハウを蓄積していたため、他社に比べるとコストを抑えた提案をすることができました。
今後も私どもの技術で、お客様の教育・研修のご支援をしていきたいと思います。」
2021.03.12掲載