マイクロラーニング
Microlearning
電車での移動中や、ちょっとしたスキマ時間など、
学びたいときに自発的に学べるマイクロラーニングの仕組みが
広がりを見せています。
忙しい現代にこそ効果的な、マイクロラーニングを
eラーニングでの導入事例と共にご提案します。
2,000件以上のeラーニング制作実績を活かし
マイクロラーニングの導入・コンテンツ制作・定着まで一括対応
ヒューマンサイエンスはeラーニングの導入・教材制作・運用定着において2,000件以上の実績があります。
eラーニングのご支援で培ったノウハウを活かし、最適な形でマイクロラーニングの導入・運用定着をご支援します。
eラーニングご支援実績※一部抜粋
特徴
マイクロラーニングの向き・不向きを判断。最も効果的な活用法をご提案します。
体系立てた学習が必要なものや、複雑でじっくり理解する必要があるものなど、学習の内容や目的によっては、マイクロラーニングに向かないものもあります。ヒューマンサイエンスは、貴社において最も効果的な教育手段を選択いただきたいからこそ、教材内容を確認させていただいた上で、マイクロラーニングに向いているかどうかご提案させていただきます。また、マイクロラーニング化したい教育コースやカリキュラム全体を理解したうえで、一つひとつの設計を行います。
ユーザーの知識習得を最大化する詰め込み過ぎないシナリオ・画面構成
マイクロラーニングのコンセプトには、「スキマ時間の学習」が根底にあります。そのため、ヒューマンサイエンスでは最長5分を目安に、無理なく学習できる分量に調整しながら制作します。1項目あたりの学習時間を調整するなど、マイクロラーニングの基準を一部取り入れた仕様設計も可能です。また、部分的にマイクロラーニング教材として切り出すなどの解析・検討を行い、ブレンディングやその他の形式でのご提案も可能です。
コンテンツ制作のこだわり
シナリオ
文字数を考慮しつつ、全体の構成、画面の要素を考えます。
絵コンテ
画面のレイアウト、イラストを表示するタイミングや具体的な効果(動き)等を考えます。
コンテンツサンプル
1テーマを「動画」「クイズ」「まとめ」の3部構成にすることで知識習得の効果を最大化します。
動画 (mp4) 3分 |
クオリティ高い動画・映像コンテンツ アニメ漫画のように楽しく、実写映像も含めることでより解りやすく!短い時間で軽快に学べる「動画」です。 |
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クイズ (html5) 2分 |
バリエーション豊富な「クイズ」 2分で答えることができる簡単なクイズ!計5問がランダムで出題され、テンポよく繰り返し学習できます。 |
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まとめ (pdf) 2分 |
サクッと学べる「まとめ」ページ! 必要な情報を簡単に探すことができるので、スキマ時間や外出先、移動中でも手軽に学習できます。 |
導入事例
①製薬会社 MR向け 薬剤学習トレーニング
課題
5000人以上のMRに200の医薬品の知識を教育する必要があった。
マイクロラーニングの実施
・薬剤ごとに数分単位のモジュールのカリキュラムを開発。
・各モジュールでは、薬剤の一つの側面を取り上げ、関連したモジュールの最後には実際にドクターからの質問をケーススタディ形式にしたクイズを実施。
・病院間の移動が多いMRがいつでもすぐに外周できるよう、モバイル環境を提供。
成果
コース終了率98%を達成。
②中古電子機器販売会社 販売パートナー向け
マイクロラーニング
課題
デバイスを検査する技術者が販売店ごとに必要だが、全国各地に派遣することが難しいため、従業員を教育する必要があった。
マイクロラーニングの実施
バックヤードではなく、店頭ですぐに利用できる数分単位のビデオベースのマイクロラーニングを各地の従業員に提供。
加えて、買取のときの注意点をクイズ形式で提供し、実際の買取時にどのように対応するかを理解促進につながりました。
成果
検査時の製品評価の販売店ごとのばらつきが半減し、買取時の見積の正確性が2桁向上しました。
サービスの流れ
学習内容の解析
仕様設計
学習テーマの策定
設計
制作
運用
01学習内容の解析
マイクロラーニングに向いている教材かどうかを見極めます。
その後、コースやカリキュラム全体を理解したうえで、教材設計を行います。
02仕様設計
マイクロラーニングは、学習時間の制約があるため、コンパクトに仕上げるよう留意して設計を行います。
【ポイント】
・「あれもこれも」と情報を詰め込まず、潔く取捨選択する
・動画を閲覧できない環境向けのファイル形式も用意する(例:動画の内容をまとめたpdfなど)
・学習環境に配慮し、スマホ対応は必須とする
・学習効果を測るために確認テストを作成する
03学習テーマの策定
学習目標が明確になっていれば、教材のテーマが明確になり、教材に含める情報の取捨選択がしやすくなります。
学習目標をもとに、学習テーマを決定します。
※学習目標とは、学習完了後にあるべき姿を定義したもので、「○○ができるようになる」と表現します。
04設計
学習目標を達成するために、どのような教材にすべきか以下の事項を検討します。
設計は、すべての工程に影響するため、重要なプロセスです。
・再生時間
・情報の選定
・具体的な説明内容
・配信方法
05制作
設計時の想定をもとに制作を進めます。具体的には以下のプロセスがあります。
・シナリオ、絵コンテ作成
・ナレーション収録
・イラスト作成
・オーサリング
制作工程では、どうしても情報を足したい、凝った作りにしたい、という願望が芽生えがちですが、最初の設計から逸脱することなく進行します。
06運用
LMSなどを活用しコンテンツを配信します。
学習開始後は、受講率や効果などを測定し、PDCAサイクルをまわすことが重要です。
マイクロラーニングは短く区切ったコンテンツが複数ある状態のため、修正もスムーズです。
ヒューマンサイエンスは、効果測定やコンテンツの修正など、より良い教材へのブラッシュアップをサポートします。
マイクロラーニングの基礎知識
マイクロラーニングとは?
ATD 国際会議&EXPO(ATD ICE)で紹介されたことで注目され始めた学習スタイルの名称です。
2016年ごろから広く知られるようになりました。
※ATD(Association for Talent Development)とは、世界最大の人材・組織開発に関する会員制組織(NPO)です。
短時間で完結
(1~5分)
スキマ時間に学習できる
必要な時に知りたい知識だけを得られる
繰り返し学習できて知識が定着しやすい
実践への動機付けから行動変容へ
なぜマイクロラーニングなのか?
スマホやタブレットなどのデバイスが普及し、インターネットで動画や音楽を個人のデバイスで楽しむことも当たり前になってきました。5G回線や動画配信技術の発達により、パソコンがなくても外出先や移動中にeラーニングを学習できる時代・環境になってきています。「マイクロラーニング」は時代・環境に合った教育手段なのです。
マイクロラーニング教材に期待できる効果
学習者のメリット
学習意欲を高める
- 短時間で完結するので始めやすく達成感を得やすい
- テーマが明確で学習目標もわかりやすい
- 教材にアクセスしやすくスキマ時間で学習できる
- 複数デバイスに対応しているので時と場所を選ばない
理解度が測りやすい
- テーマが明確なので誤答箇所と本編の紐づけがしやすい
- 尺が短いので復習しやすい
- 繰り返し学び、知識が定着する
教材提供者のメリット
- テーマごとに削除や編集が容易
- 短く、完結したテーマにすることで、ラインナップが増やしやすい
- テーマが明確かつ学習時間の目安があるため開発しやすい
- 受講者の学習頻度や達成率が上昇しやすい
- 手軽に学べる環境をつくることで、組織に「学習する文化」を根付かせることができる