導入実績

Case

集合研修からオンライン研修への移行・教材内製を包括的にサポート
統一デザインの作成や研修設計セミナー開催、個別指導を実施

一般財団法人 JCCP国際石油・ガス協力機関様

特別参事(教材開発部、人材開発部。広報コミュニケーション・女性・ダイバーシティ・CSR部) 有井 哲夫 様

  • 内製化支援
改善内容
:・教材作成支援
 -教材作成支援セミナー*、個別指導*
 -オンライン研修支援セミナー*
・原稿、マニュアル等の作成
 -教材テンプレートデザイン作成
 -ツールマニュアル作成
*オンラインにて実施

お客様から頂いたご要望

コロナ禍により、集合研修からオンライン研修への移行を決定

一般財団法人JCCP国際石油・ガス協力機関(以下JCCP、敬称略)は、産油国との技術協力や人的交流を通じて友好関係を増進し、日本における石油の安定供給に貢献することを目的として、1981年に設立された組織です。産油国からの研修生受入や、産業基盤の整備、石油に関する海外の要人の招聘、国際会議の開催など、さまざまな事業を展開しています。
なかでも、人材開発事業は、設立以来、中東・アジア・南米など50か国から25,000人を超える技術者・経営管理者等を日本に招聘してきました。さまざまな集合研修を通じて、日本の技術・知識を学び、日本そのものへの理解を深めてもらう事業活動です。

2020年、新型コロナウイルスの感染拡大により海外からの入国が難しくなると、JCCPはすぐに、集合研修からオンライン研修への移行を決定しました。オンライン会議ツールを使って、講師と受講者がリアルタイムで会話できるライブ配信形式を採用。集合研修で使っていた教材をもとにオンライン研修用の教材を準備することとしました。 研修には、約10名の講師がこれまでに作成した300以上の教材があります。急ピッチで準備を進め、少しでも早く開講したい反面、「これを機に内容やプレゼンテーションをアップグレードしたい」「対面での集合研修用に作った教材を、オンラインで活用する方法」などの課題にチャレンジしていました。

オンラインに適した研修設計、研修教材を作成したい

対面での集合研修と、オンライン研修は、研修設計、授業運営の観点で大きく異なります。例えば、対面であれば受講者の反応を見ながら講義を進められますが、オンラインでは、カメラをオンにしていても細かいところにはなかなか気づけません。また、JCCPの研修の受講者はすべて海外に在住しているため、オンライン研修は、来日して対面で実施していた集合研修とは事情が異なります。

このような点も含め、
・オンラインに適した研修設計についての知識を得て、設計から検討する必要がある
・オンライン研修用の教材作成を急ピッチで進めなくてはならないが、オンラインで使う教材として、どのような点に留意して作ればよいか
・これまで使用していた集合研修用の教材を、オンラインへの移行を機に、デザインを統一したい
などの課題をお持ちでした。

そこで、教材作成や研修設計などを包括的にサポートできる会社として、2020年7月にヒューマンサイエンスにお問合せをいただきました。

特別参事(教材開発部、人材開発部。広報コミュニケーション・女性・ダイバーシティ・CSR部) 有井 哲夫 様

ご提案のポイント

お問合せ・ご提案を経て、契約

2020年7月にお問合せいただき、同月ご提案を実施。8月にはご契約とキックオフを行いました。
取り急ぎの課題として、「オンライン研修を10月から順次開講するために、教材作成のポイントを早く知りたい」というご要望をいただいたため、講師むけのセミナーを準備することとしました。

「PowerPoint教材作成のポイント」を紹介

2週間後、約10名の講師を対象に、「オンライン研修設計のポイント」「PowerPoint教材作成のポイント」セミナーをオンラインで実施。事前に作成済みの資料をいくつかご提供いただきレビューしたうえで、以下の内容のセミナーを実施しました。

・オンライン研修の設計
・原稿作成の基本
・情報の視覚化のコツ
・原稿のレビュー方法
・教材制作に役立つ2つのIDモデル紹介
・テスト作成のコツ

個別指導で、個人の課題に応じたアドバイスを実施

セミナーで教材作成のコツを掴んでいただいた後、教材作成に関する課題を自由にご相談いただけるよう、オンラインでの個別指導を開始。
事前にお送りいただいた、作成途中の教材を見ながら、より実践的なアドバイスを行いました。

教材(PowerPoint)のデザインを新たに作成し、統一

セミナーと並行して、「PowerPointテンプレートのデザイン作成」を実施。
事前に「ベースとする色味」や「全体的なテイスト(ポップな感じ、落ち着いた感じ)」などのご要望を伺ってからデザインを作成。作成途中の教材の一部を使った「作成見本」や「カラー見本」など、講師が使いやすいような資料類も作成。
また、教材以外も、ご相談に応じて資料作成のサポートなどを行いました(例:JCCP主催フォーラムの案内資料作成)。

「オンライン研修で講師が留意すべき10のポイント」を紹介

2021年2月には、2回目のセミナーを実施。ATD International Member Network Japanの会員でもある講師が、海外の最新情報などを交えながら、オンライン研修で役立つアドバイスや手法などを紹介しました。
また、今後オンライン研修をより発展させていく際に役立つ情報として、eラーニングやVR、動画などの活用事例を紹介しました。

・オンライン研修を実施する講師へのアドバイス
・オンライン研修の設計
・コミュニケーション活性化の手法
・eラーニングの作成、活用
・VRや、撮影した動画の活用

教材テンプレート

お客様からの声

導入効果
・オンライン研修の準備を短期間(2か月)で完成させた。
・オンライン研修の設計、授業運営の手法を組織に導入できた。
・講師の研修設計に関する課題解決に役立った。
・最新の人材育成の方法論について知識が深まった。
・プレゼンテーション作成のレベルが向上した。

ヒューマンサイエンスへの評価
・緊急のニーズに迅速に対応いただき、短期間の立ち上げを実現できた。
・各講師の個別の課題に丁寧に対応いただいた。
・研修教材、研修設計等各専門家が協力してチームで柔軟に対応いただいた。
・最新の研修関連手法の進歩について知見が豊富であり、研修高度化につながった。

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【ご紹介企業様】

  • 宇都宮ライトレール株式会社 さま
  • 株式会社東京エレクトロン さま
  • 学校法人沖縄科学技術大学院大学学園 さま
  • 日本電設工業株式会社 さま
  • 筑波大学 さま
  • サンケン電気株式会社 さま
  • 一般社団法人日本救急看護学会 さま
  • 放送大学学園 さま

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