Moodle導入、eラーニング教材制作事例
RPA活用促進のためにeラーニングを導入
RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を活用した業務効率化を経営目標とし、
DX推進の必要性から「ロジカルシンキング」「データ活用」「RPA概要」のeラーニングを計画、Moodleで実現。オリジナルのeラーニング教材を制作し、コスト削減にも成功しました。
テプコ・ソリューション・アドバンス株式会社
経営企画部 企画グループ
今井 誠司 様、高澤 啓雅 様、狐塚 由紀 様
- 導入・運用支援
- 改善手段
- :・eラーニング教材作成
・eラーニングシステム
Moodle導入支援サービス、運用サービス
お客様から頂いたご要望
「RPAの活用による業務効率化を目指して」
――eラーニング導入の背景について教えてください。
今井様: 当社では、RPAの活用による業務効率化を経営目標に掲げています。RPAを活用していくにあたっての教育、およびその前段階としてIT教育も必要と考えました。
DX推進の必要性からも、情報システム機能も担っている経営企画部で、「ロジカルシンキング」「データ活用」「RPA概要」をeラーニングで実施することを企画しました。
――弊社を採択いただいた理由を教えてください。
狐塚様:計画当初は、市販のeラーニング教材を利用することも考えていました。しかし、サブスクリプション形式での提供が多く、全社員を対象に、長期的にeラーニング教育を実施する前提だとコスト高となってしまうため、オリジナルでeラーニング教材を制作することにしました。
高澤様:2022年1月から教育を開始する予定で、2021年10月に数社に問い合わせをしました。急いでいたため、レスポンスが早く、かつコストパフォーマンスがよかったヒューマンサイエンス社に発注を決めました。
立ち上げ時はeラーニングシステムなしでのスタートを考えていましたが、ヒューマンサイエンス社よりMoodleというLMSを紹介いただきました。オープンソースで、オンプレミス環境で構築できるため、自社でインストールをしました。
一部、設定など分からない部分があり、ローンチまで時間もなかったことから、構築の実績があるヒューマンサイエンス社に依頼することにしました。
他にもオンプレミス環境で構築できるLMSは検討しましたが、オープンソースのためコストを抑えられるMoodleを選択しました。
テプコ・ソリューション・アドバンス株式会社 経営企画部 企画グループ
(写真左から)狐塚 由紀 様、高澤 啓雅 様
お客様からの声
「プロのナレーションやアニメーションがあることで見やすくわかりやすい」
――実際にeラーニングによる教育を始められて、反響はいかがですか?
狐塚様:全社員を対象としていますが、当初の計画よりも、多くの人に利用いただけています。
受講者からは、「プロのナレーションやアニメーションがあることで見やすくわかりやすい」といった声が寄せられています。
また、原稿はPowerPointで作成しており、eラーニング用として整備したことで、eラーニングにとどまらず、集合研修・講習会の資料としても活用できたことがよかったです。
高澤様:Moodleに関しては、操作方法などでわからないことはあったりしますが、トラブルなく運用できています。
―― プロジェクトの進行、コミュニケーションなどについていかがでしたか?
狐塚様:eラーニングという初めての取り組みで、手探りで検討を進めていきました。
どのような教材に仕上がるか見当もつきにくかったですが、想像以上の仕上りになり良かったです。
高澤様:納期遵守はもちろんですが、質問の即日対応がよかったと感じています。
Moodle導入については、問い合わせに対して即日対応をしていただけました。契約前の段階から、どうやったらできるか、どういうものができるか、聞いたらすぐに返答いただけて安心感がありました。
―― 今後のご計画、もしくは新たに取り組まれていきたいことはございますか?
狐塚様:ラーニング作成ツールのiSpringを購入したので、社内で教材作成していき、さらにeラーニングの活用を進めていきたいと考えております。
高澤様:現在、Moodle上では社員の氏名しか登録できていませんが、今後は受講者管理も検討していきます。自社内の人事システムと連携し、組織単位での運用なども実施し、さらに活用を進めていきたいと考えております。