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2023.11.21

2026.06.29

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eラーニングの教材はどう準備する?入手方法や内製のメリット・デメリット、優れた教材を作るポイントを解説!

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    eラーニングの導入を検討する際、お悩みのひとつが「教材をどう準備するのか」という問題ではないでしょうか。既製品を活用するべきか、それとも自社でオリジナルの教材を作成するべきか、選択肢はさまざまです。また、オリジナルの教材を作成する場合、効果的な教材作りのためには、適切な進め方の検討やツールの選定も欠かせません。

    今回の記事では、eラーニング教材の入手方法や、内製する場合のメリット・デメリット、作り方の手順、おすすめの作成ツール、そして高品質な教材を作るためのポイントなどを、幅広く解説します。これから教材作りに取り組む方はもちろん、すでにeラーニングを導入されている方にも役立つ情報が満載です。


    1. eラーニング教材とは

    eラーニング教材とは

    まずはeラーニングやeラーニング教材について、基本的な情報を確認しておきましょう。

    eラーニングは、インターネット回線を通じて電子デバイス(パソコンやスマートフォン、タブレットなど)を活用した学習方法で、教材そのものだけではなく、教材の配信等を行うシステム全体を指して言うこともあります。

    〈eラーニングの主な特徴・メリット〉
    ・ 自分のペースで学習できる:学習者は自分の学習進度に合わせて学習できます
    ・ 高い柔軟性:インターネット環境があれば、時間や場所を選ばず学習が可能です
    ・ 多様な学習方法をカバー:テキストや動画、クイズ形式など多彩な教材があります
    ・ リアルタイム評価:管理者は進捗状況をリアルタイムでモニタリングできます
    ・ 費用対効果が高い:物理的なスペースが不要なので、会場費や移動費がかかりません

    学習者の管理を含めたeラーニングを実施するためには、配信するための「システム」と、コンテンツとなる「教材」が必要となります。

    〈eラーニングの配信システムとは〉
    eラーニングの配信システムはLMS(Learning Management System ※)と呼ばれます。LMSでは、学習プログラムの設計や構築、管理などを行います。また、学習コンテンツへのアクセスを提供し、進捗の追跡や評価、報告を行うためのプラットフォームとしても機能します。

    ※現在は、教育に特化したLMSではなく、人事情報と関連付けて管理をする「タレントマネジメントシステム」が主流になりつつあります。

    ●LMSで利用できる具体的な機能の例

    ・ 学習者ごとにIDを発行し、個別の履歴を記録する
    ・ 学習者ごとに教材を割り当てる(管理者向け、技術職向けなど)
    ・ 教材ごとに学習状況を管理する(学習時間やテストの成績など)
    ・ 受講期間を設定する
    ・ 受講率や学習時間、正答率などの統計データを取得する

    〈コンテンツとなる教材とは〉
    テキストや図説はもちろんのこと、動画や映像、アニメーション、バーチャルリアリティ(VR)、拡張現実(AR)など、eラーニングではさまざまな形式を活用することができます。これらにより学習者は視覚的・聴覚的に情報を理解しやすく、学習効果を高めることが期待できます。

    多種多様なeラーニング教材の形式については次章で詳しく説明します。

    2. eラーニング教材の形式の種類

    eラーニング教材の形式の種類

    コンテンツとなる教材にはさまざまな形式があり、それぞれに異なるメリットと適性があります。題材や学習目標に合わせて形式を使い分けることで、学習者にとって最適な学習体験を提供できます。以下に、主なeラーニング教材の形式や特徴、適している教材例について解説します。

    ●映像・ビデオ形式

    ビデオカメラやスマートフォンで撮影した映像を編集。字幕やキャプションを入れて説明を補足し、作成します。言葉で説明するだけではわかりにくい情報が一目瞭然なので、複雑なプロセスや手順の学習に向いています。

    (教材例)機器の操作方法、工具の使い方など

    ●アニメーション形式

    イラストやアニメーションを使って解説します。豊かな表現力で理解を促進し、学習者のモチベーションアップが期待できます。また、実写での再現が難しいシーンを表現できる点もメリットです。

    (教材例)業務手順や画面操作、事故事例、ハラスメント系のNG事例など

    ●パワーポイント・PDF形式

    パワーポイント形式やPDF形式の資料を教材として活用します。この形式であれば既存資料をそのまま流用したり、再構成したりするだけで作成できるので、手間や工数を抑えることが可能です。ただし、表現方法が限られているので、学習効果や学習者の履修率が低くなる傾向があります。

    (教材例)法律関連など更新頻度の高い教材、辞書的な使用が想定される業務手順など

    関連コラム:iSpring Suiteとは?特徴・価格・導入メリットを紹介

    ●シミュレーション形式

    システムの操作方法を習得するためのシミュレーション教材です。実際のシステム画面をベースに、学習者は、画面を疑似的に操作しながら学習を進めます。実際の操作を練習したり、操作の仕方がわからないときにヘルプ代わりに使ったりするなど、さまざまなシーンで利用することができます。
    経理や顧客情報など、仮データの入力ができない重要システムの操作を習得するような場合に役立ちます。

    (教材例)Officeソフトの操作学習、社内システムの操作マニュアルなど

    ●クイズ・テスト形式

    クイズやテストを盛り込み、知識の定着化や研修の効果測定を図ります。インタラクティブな要素が加わるので、学習者の参加意欲や学びへのモチベーションを促進し、実践的なスキルの向上に役立ちます。

    (教材例)コンプライアンストレーニング、言語学習など

    ●バーチャルリアリティ(VR)/拡張現実(AR)形式

    バーチャルリアリティや拡張現実といった最新技術を駆使し、学習者にリアルな体験を提供。抽象的な情報やコンセプトも視覚化されるので、実践的な学習効果が期待できます。高度なシミュレーションが求められるシーンに適しています。

    (教材例)製造業や建設業での作業訓練、サービス業界での接客トレーニングなど

    これらの形式を組み合わせることでeラーニング教材の質や学習効果が高まり、学習者一人ひとりのニーズに沿った、最適な学習体験を提供することができます。


    3. eラーニング教材の階層別研修の種類

    eラーニング教材の階層別研修の種類

    従業員の成長段階に応じた教育・研修は、企業全体のパフォーマンス向上に直結します。ここでは、新入社員、中堅社員、管理職の3階層に分けて、それぞれに適した研修例(種類)を解説します。

    ●新入社員向け研修

    〈目的〉
    社会人としての基本的な動作や考え方を身につけ、自立した行動ができる土台をつくる

    〈具体的な研修の例〉
    ・ ビジネスマナーの基本(身だしなみ・挨拶・名刺交換・敬語など)
    ・ ビジネス文書やメールの書き方
    ・ 社内ルールとコンプライアンス入門
    ・ 社会人としての心構えや責任感
    ・ Officeソフトの使い方(Excel、Word、PowerPoint)

    ●中堅社員向け研修

    〈目的〉
    自立した業務遂行力に加えて、後輩育成やチームを牽引する力を養う

    〈具体的な研修の例〉
    ・ 後輩指導・OJTトレーニング
    ・ タイムマネジメントと業務効率化
    ・ ロジカルシンキングと問題解決スキル
    ・ キャリアの棚卸しと目標設定

    ●管理職向け研修

    〈目的〉
    意思決定力や人材育成力を高め、組織をマネジメントするスキルを身につける

    〈具体的な研修の例〉
    ・ 人事評価や面談スキル
    ・ 組織運営、チームビルディングの実践
    ・ データを活用した意思決定(データサイエンス入門)
    ・ マーケティング、戦略思考

    どのフェーズにいる社員も、“今”必要な学びがあります。階層ごとの課題を見据えた継続的な育成が、信頼される組織をつくります。


    4. eラーニング教材を入手する方法

    eラーニング教材を入手する方法

    eラーニング教材にはさまざまな種類があることがわかりましたが、それらを入手するためにはどうしたらよいのでしょうか。この章では、教材を入手するための方法やポイントをご紹介します。

    〈入手方法.1〉既製品の教材を購入する
    既製の教材パッケージを購入して活用する方法です。完成した状態で販売されているため、自社のオリジナル要素をプラスすることはできません。しかし、プロによって作られているため、教材のクオリティは一定以上と考えられます。ビジネスマナーやコンプライアンス知識などの一般的なトピックスであれば、既製品の教材でも、多くの企業で十分活用できます。
    教材を購入する際、自社にLMSがある場合と、ない場合とで、購入方法は変わってきます。

    ▶自社にLMSがある場合
    自社のLMSと教材の規格が合えば、その教材を自社のLMSに登録・運用することが可能です。規格を確認し、教材のみを購入しましょう。

    ▶自社にLMSがない場合
    教材を提供しているベンダー(販売会社)から配信サービス(クラウドサービス)を受けましょう。サーバーなどの物理的な設備が不要なので手間がかからず、セキュリティ管理もベンダーが対応してくれます。

    なお、学習管理は特に行わない場合など、LMSが必須でないケースも考えられますので、それぞれの状況に応じてご対応をお願いいたします。

    〈入手方法.2〉既製品の教材をカスタマイズする
    既製の教材パッケージの一部を自社向けの内容にカスタマイズする方法です。ある程度は既存のものでカバーしつつ、情報を追加・変更することで、自社の目的に沿った教材を作成します。複数の教材を統合したり、ケーススタディを実際に自社や同業他社で起きた内容に変更したりと、フレキシブルに調整することが可能です。

    ●カスタマイズの例
    ・ 教材に情報を追加する
    ・ ケーススタディを自社用に変更する
    ・ 教材を統合したり、分割したりする
    ・ テスト内容を変更する
    ・ 専門用語や表現を自社向けに追加・変更する

    〈入手方法.3〉教材をオーダーメイドする
    ベンダーに教材をオーダーメイドする方法です。プロによるサポートを受けながら、自社独自の教材を一から作成することができるのは大きなメリットです。どんな教材にすればよいのかわからなかったり、自社のノウハウをeラーニング化したいと考えている企業は、オーダーメイドを検討してもよいかもしれません。
    大まかな制作工程は以下のような流れです。

    (1)情報収集
    (2)概要仕様の決定
    (3)詳細仕様の決定
    (4)教材の内容制作(原稿や絵コンテ、NAやイラストなど教材の素材づくり)
    (5)オーサリング※
    (6)確認・修正
    (7)eラーニング教材の完成

    ※文字や画像、音声、動画などを組み合わせて一つのデジタルコンテンツを作成すること。オーサリングをしないとLMSから配信することができません。

    オーダーメイド教材の制作工程

    〈入手方法.4〉自社でオリジナル教材を作成する
    教材を自社で制作する方法です。制作にはさまざまな方法がありますが、オーサリングが必要な場合は「教材作成ツール」を利用することで、比較的容易に作成できます。
    教材作成ツールは、オーサリング作業を強力に補助してくれます。使用する素材はパワーポイントやエクセルで用意すればOK。音声ファイルや動画ファイルを組み込むことも可能です。プロに依頼する必要がないので、コストを抑えられることが利点です。
    社内でeラーニング教材のシナリオや必要な図表などを作成できるだけのスキルやノウハウがあれば、自社制作を検討してみることも一つの選択肢です。


    5. eラーニング教材を内製するメリット・デメリット

    eラーニング教材を内製するメリット・デメリット

    前述した〈入手方法.2〉の「既製品の教材をカスタマイズする」と〈入手方法.4〉の「自社でオリジナル教材を作成する」は、いずれもeラーニング教材を自社内で整備・運用する、いわゆる「内製」です。ここでは内製する際のメリット・デメリットを整理してみましょう。

    ● eラーニング教材を内製するメリット

    〈メリット.1〉自社に最適な教材を制作できる
    業種・職種・社風などに応じて、自社の実情にマッチした内容に仕上げることができます。

    〈メリット.2〉更新や改訂がしやすい
    制度や業務の変更に合わせて、タイムリーかつスピーディーに内容を修正・反映することが可能です。

    〈メリット.3〉自社のノウハウを反映・蓄積できる
    業務で培われた知見や効率的な事例を教材に落とし込むことにより、組織全体の知識資産を共有・継承できます。

    〈メリット.4〉長期的に見てコスト削減につながる
    初期の制作費用は発生しますが、運用を続けることで外部委託のコストを抑え、結果として費用対効果の高い投資になります。

    ● eラーニング教材を内製するデメリット

    〈デメリット.1〉専門知識やスキルが必要
    教育設計や動画編集、ライティングやデザインなど、複数のスキルが求められるため、社内リソースの確保が課題となる場合があります。

    〈デメリット.2〉一定の制作期間が必要
    課題の整理から構成、撮影・編集・チェックなど、完成までにさまざまな工程があり、時間を要するため、短期的な導入には不向きと言えます。

    〈デメリット.3〉品質管理に注意が必要
    制作体制が整っていないと、教材の質にばらつきが出るリスクがあります。内製だからこそ、定期的・継続的な見直しが必要です。

    eラーニング教材の内製化は、企業にとって大きな武器となり得ます。しかし、始めるにあたっては準備や制作体制づくりが不可欠です。自社の目的やリソースと照らし合わせながら、最適な方法を選びましょう。

    6. eラーニング教材の作り方の手順

    eラーニング教材の作り方の手順

    この章では、eラーニング教材の作り方の基本的な手順を7つに分けてご紹介します。以下の手順をしっかり踏むことで、学習効果の高い教材を効率よく作成することにつながります。

    〈手順.1〉企画・設計(学習目標・対象者)
    教材作成の第一歩は、学習目標を明確にすることです。たとえば「新入社員が業務で必要な基本マナーを身につける」や「全社員が情報セキュリティの意識を高める」といったゴールを設定し、教材の企画や設計を立てましょう。対象者(業務経験や年齢層など)を意識することで、学習内容や表現方法がより適切なものになります。

    〈手順.2〉作成方法の検討
    次に、教材の作成方法を検討しましょう。前章で紹介した「eラーニング教材を入手する方法」を参考に、教材の形式や学習方法、予算や納期などを考慮して、最適な作成方法を選びましょう。

    〈手順.3〉原稿準備
    教材の作成方法が決まり、自社向けにオリジナル要素が必要な場合は、教材の台本やスライドの内容となる原稿を準備しましょう。わかりやすい言葉や表現を使い、図解や箇条書きで情報を整理すると学習者の理解が深まります。

    〈手順.4〉素材準備(イラスト・写真・映像)
    教材に使用するイラストや写真、映像などの素材を用意します。インターネット等で提供されている有償・無償の素材を活用することも可能ですが、自社で撮影した写真や業務の様子を盛り込むと、よりリアルで説得力のある教材が完成します。グラフやチャートなどの視覚的なデータも有効です。

    〈手順.5〉作成(オーサリング)
    ここまでに準備した素材を組み合わせて、教材を完成させましょう。学習者の視点に立った「興味を引きやすい演出」や「業務に活かせる実践的な知識」を盛り込むと、学習効果がより高まります。

    〈手順.6〉実施
    完成した教材を、実際に学習者に提供します。それぞれの受講環境(PC、スマートフォンなど)を確認し、スムーズに学習できる状態を整えましょう。

    〈手順.7〉評価・改善
    教材の学習効果を把握するために、学習者の理解度や満足度を評価します。アンケートやテスト結果、ログデータなどを活用して教材の改善点を洗い出し、必要に応じて内容や構成を見直しましょう。

    評価・改善を行う際、多くの企業が参考にしているのが、アメリカの経営学者・故ドナルド・カークパトリックが提唱した「4段階評価モデル」です。①反応、②学習、③行動、④成果の4つの視点から、研修効果を体系的に評価することができます。

    研修評価のフレームワーク

    得られたフィードバックをもとに、教材内容や構成の改善を繰り返すことで、より質の高い教材づくりにつながります。

    7. eラーニング教材制作の注意点

    eラーニング教材制作の注意点

    学習効果を高め、長く活用される教材にするためには、制作段階でいくつかの重要な視点を持つことが欠かせません。ここでは、教材を制作する際に、内製・外注を問わず共通して気をつけたい注意点をご紹介します。

    〈注意点.1〉研修の目的に合った教材設計かを常に意識する
    研修の目的やゴールに直結する内容かどうかを確認することが重要です。受講後に何を身につけてほしいのか、どのような行動変容を期待するのかを明確にして設計しましょう。

    〈注意点.2〉学習効果を高める工夫を取り入れる
    クイズやワークシート、動画、シミュレーションなど、学習者が主体的に学ぶことができる仕掛けを組み込むことで、理解度や定着率のアップにつながります。また、画面の見やすさやナレーションの聞き取りやすさなど、操作性における“学習者視点”も意識しましょう。

    〈注意点.3〉更新・改訂を前提にした構成にする
    制度の変更や業務内容の変化に対応するために、部分的に差し替えたり追加したりしやすい設計にしておくと、継続的な運用が容易です。

    〈注意点.4〉著作権への配慮を忘れない
    写真・イラスト・音楽・引用文など、第三者のコンテンツを使用する際には、著作権の確認と正当な利用許諾が必須です。また、外注する際は、制作会社との契約における使用範囲や権利関係を明確にしておくと安心です。

    効果的なeラーニング教材を作成するためには、単に「わかりやすく作る」だけでは不十分です。目的の明確化や学習効果を高める工夫、運用しやすい設計、そして法的リスクへの配慮など、全体を見通した設計が成功のカギです。

    8. おすすめのeラーニング教材作成ツール3選

    おすすめのeラーニング教材作成ツール3選

    eラーニング教材を作る際、作成ツールを活用する企業も数多くあります。近年では、多機能で操作性の高いツールが増え、手軽に質の高い教材を作成できるようになりました。
    ここでは、初心者にも扱いやすいおすすめのeラーニング教材作成ツール3選をご紹介します。

    〈1〉パワーポイント

    eラーニング教材を作成する際、パワーポイントは最も手軽なツールの一つです。原稿の作成開始から配信までの期間が比較的短くできます。さらに、既に集合研修向けに作成された資料など、既存の資産があれば、それらを活用することで、より効率的に教材を作成できます。更新頻度が高い教材や、素早く周知したい事項の共有に適しています。

    〈主な機能〉
    ・ アニメーションやナレーションを付けられる
    ・ 箇条書きを順番に表示する
    ・ ナレーションに合わせて対象部分を強調させる
    →これらの動きを記録し、動画形式で書き出せば立派な教材になります

    〈向いている教材の例〉
    ・ 法律や法令など定期的な改正があるもの
    ・ 社内制度やルールの改訂周知

    〈2〉iSpring Suite AI(アイスプリング スイート エーアイ)

    iSpring Suite AIは、パワーポイントのアドインソフト※として使用します。パワーポイントのプレゼンテーションをベースに、タイムラインを使用してナレーションやアニメーションの細かな調整・修正を行います。パワーポイントでもナレーションを追加することはできますが、このツールを使うことで、ソース管理や、アニメーションとの同期がより簡易になります。

    豊富なテンプレートや素材を備えている点も魅力で、教材のデザイン性や学習効果の向上が期待できます。さらに、クイズやテストの生成ツールやスクリーンキャプチャ(画面上での操作を動画形式で記録する機能)なども搭載され、よりインタラクティブな要素を教材に盛り込むことができます。

    ※追加機能として追加インストールされ、拡張機能を提供するソフトのこと

    〈主な機能〉
    ・ テキストファイルからのナレーション音声の生成
    ・ ナレーションとアニメーションを同期させる際の細かな調整・修正
    ・ デザインテンプレート、背景イラスト、キャラクターイラストや写真、アイコン等の素材集
    ・ キャラクターイラストのカスタマイズ
    ・ クイズやテストなどの生成
    ・ ロールプレイ形式のコンテンツの生成
    ・ スクリーンキャプチャ
    ・ 動画編集
    ・ 自動翻訳
    ・ 教材の形式や体裁の選択

    〈向いている教材の例〉
    ・ 語学学習や技術トレーニングなど、クイズやテストが効果的な分野
    ・ 顧客対応などのロールプレイングシミュレーションが求められる教材

    関連コラム:iSpring Suiteとは?特徴・価格・導入メリットを紹介
    関連サイト:使い慣れたいつものPowerPointでリッチなeラーニング教材を作成 iSpring導入支援

    〈3〉Vyond(ビヨンド)

    Vyondは、全世界で利用されているアニメーションに特化したクラウドサービスです。多種多様なキャラクターや背景、イラストなどがあらかじめ用意されていて、それらを組み合わせるだけでプロフェッショナルなアニメーションコンテンツの作成が可能。特別な知識やスキルは必要ありません。完成したアニメーションはそのまま公開することはもちろん、パワーポイントやiSpring Suite AIなどにインポートして、eラーニング教材として活用することができます。

    〈豊富なテンプレート〉
    ・ 背景:1,900点以上
    ・ キャラクター:1,300点
    ・ 小物イラスト:14,000点以上の小物イラスト
    ・ アクション(キャラクターの表情や動き):2,400パターン以上

    〈向いている教材の例〉
    ・ 複雑なコンセプトや手順などが含まれる教材(アニメーション化でわかりやすい表現に)
    ・ 実写での再現が難しいシーンが含まれる教材(例:事故事例、ハラスメント系NG事例)
    ・ ストーリーテリング


    9. まとめ

    まとめ

    今回は、eラーニングの「教材の準備」にスポットを当て、解説をしてきました。eラーニング教材を作成するために最も重要となるプロセスは、教材の構想と設計です。

    自社で行うこともできますが、さまざまなノウハウを蓄積したベンダーのサポートを受けることで、より効果的、かつ魅力的なeラーニング教材を生み出すことができます。

    そんなベンダーの一つであるヒューマンサイエンスは、2000年のサービス開始以来、およそ3,000件のeラーニング教材を制作してきました。企画・設計はもちろんのこと、動画やHTML5などによるモバイル対応、LMSリプレース対応に伴うコンテンツの移行など、お客さまのご要望にフレキシブルにお応えしています。eラーニング導入のご検討や、教材に関するご相談などは、ぜひヒューマンサイエンスにお問い合わせください。

    また、近年は教材を内製されるお客様も増加しており、ヒューマンサイエンスでも「iSpring Suite AI」や「Vyond」の販売、および制作代行を行っています。これらのツール類についても、お気軽にご相談ください。
    株式会社ヒューマンサイエンスのeラーニングサイトをご参照ください。

    関連サイト: eラーニングコンテンツ制作
    関連サイト: Vyond(アニメーション制作)販売
    関連サイト: アニメーション教材制作代行

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    eラーニング原稿作り方のポイント

    集合研修で使用する資料など、既に作成している原稿のブラッシュアップ部分にスポットを当て、注意点や修正ポイントなどをご説明します。

    【内容】

    • 作業フローを確認しましょう。
    • スライドをブラッシュアップしましょう。
      ①情報を分類し、ラベリングする
      ②情報を整理し、レイアウトする
      ③ブラッシュアップする

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