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2025.08.20

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クリティカルシンキングとは? 若手・中堅社員に求められる「考える力」の鍛え方を解説!

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    近年、企業における「考える力」の重要性が高まっています。なかでも、課題発見力や問題解決力の基盤となる「クリティカルシンキング(批判的思考)」は、多くの企業が求めるビジネススキルの一つです。

    「自分の考えをうまく伝えられない」「論点がずれてしまう」「企画書に説得力がない」

    そんな悩みを抱える方にこそ知っていただきたいのが、クリティカルシンキングの基本姿勢と実践法です。

    この記事では、クリティカルシンキングの概要から、実際のビジネスシーンでの活用法までをわかりやすく解説。最後には、若手・中堅社員向けのおすすめeラーニング教材もご紹介します。

    1. クリティカルシンキングとは

    クリティカルシンキングとは、「物事を客観的・多面的・合理的に捉える力」のことです。

    「批判的」と言っても、他人を否定することではありません。むしろ、自分自身の思考の癖や前提を疑い、論理的に考えることが求められます。

    たとえば、以下のような思考の癖が、論理を妨げる要因となります。
    - バンドワゴン効果(周囲に流されて判断)
    - ハロー効果(目立つ特徴に引きずられる)
    - アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)

    これらの癖に気づき、問い直す姿勢が、クリティカルシンキングの第一歩です。

    2. ビジネスにおける必要性

    ビジネスシーンでは、次のような場面でクリティカルシンキングが求められます。

    シーン 活用のポイント
    会議 論点を整理し、建設的に議論する
    企画・提案書作成 根拠に基づいた構成で説得力を高める
    課題解決 表面的な要因ではなく本質を捉える
    プレゼン 結論と理由を明確に伝える構成力

    さらに、若手・中堅社員のうちからこのスキルを身につけることで、以下のような効果が期待できます。

    - 主体的に考える力が育つ
    - 上司・同僚とのコミュニケーションが円滑に
    - 意思決定の精度が上がる

    3. 実践する際のポイント

    クリティカルシンキングは、一度学べば終わりではなく、実践を通じて身につけていくスキルです。
    以下のようなステップを意識することで、日常業務でも活用しやすくなります。

    ◆ ステップ1:問いを立てる
    - 「なぜ?」「本当にそうか?」という視点を持つ

    ◆ ステップ2:分解・整理する
    - MECE(モレなくダブりなく)の原則を意識し、要素を分解
    - 要素分解/因数分解/時系列分解/対照概念の4つの切り口を活用

    ◆ ステップ3:構造化する
    - ピラミッドストラクチャーを使って、結論・理由・根拠を図式化

    ◆ ステップ4:伝える
    - PREP法やDESC法、SDS法などで、論点を明確に伝える

    こうしたフレームワークを活用することで、日々の業務や報告書・プレゼンの質も高まります。

    >関連サービス:eラーニング『-若手・中堅社員のための-クリティカルシンキング』

    4. 学び方と活用方法

    クリティカルシンキングを学ぶ方法としては、以下のような選択肢があります。

    方法 特徴
    書籍 理論の理解には最適。ただし実践には不十分なことも
    セミナー グループワークなどで実践的に学べる。コストが高く時間の確保も必要
    eラーニング 好きな時間に学べ、理解度チェックも可能。実践と復習がしやすい

    中でもeラーニングは、以下の点で企業研修にも向いています:

    - 進捗管理ができる
    - 均一な学習環境を提供できる
    - 時間や場所を問わずに学習できる

    また、eラーニングなら、1回あたり20分程度の短時間でも繰り返し学習ができ、定着率も向上します。

    5. クリティカルシンキング-おすすめ教材のご紹介

    若手・中堅社員向けに、クリティカルシンキングの基本から実践までを短時間で学べる教材としておすすめなのが、ヒューマンサイエンスのeラーニング教材『-若手・中堅社員のための-クリティカルシンキング』です。

    この教材では、以下の内容を学ぶことができます:

    - クリティカルシンキングの基本姿勢
    - 思考の癖への気づきと修正方法
    - MECEやピラミッドストラクチャーによる思考整理
    - 提案の構成力を高めるためのフレームワーク(PREP法、DESC法など)

    ◆ 特徴

    - 約20分で学べるコンパクトな構成
    - スライド+音声+確認テストで理解度チェックも可能
    - 具体的な事例とワーク付きで実践しやすい

    ◆ こんな方におすすめ

    - 自分の意見に自信が持てない若手社員
    - 提案に説得力を持たせたい中堅社員
    - 問題の本質を見極める力をつけたい方

    >関連サービス:eラーニング『-若手・中堅社員のための-クリティカルシンキング』

    6. まとめ

    「正解のない時代」において、自ら考え、納得のいく結論を導き出す力は、すべてのビジネスパーソンにとって不可欠です。

    クリティカルシンキングは、単なる知識ではなく、実践を通じて身につける思考の技術です。

    まずは基本的な考え方を理解し、日常業務の中で少しずつでも実践してみましょう。

    そして、より効率的に学びたい方は、eラーニング教材の活用をぜひご検討ください。

    また、論理的な思考の土台をさらに強化したい方には、同シリーズのeラーニング教材『-若手・中堅社員のための-問題解決技法』の受講もおすすめです。

    本教材で学んだ“考える力”を活かし、課題発見から解決策の立案までを実践できるようになります。

    ヒューマンサイエンスでは、ビジネスマナーから生成AI活用講座まで、様々な研修教材も取り揃えています。

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