2026.03.31
Vyond新機能のご紹介(2026.3②)

Vyondは、ビジネス動画や教育コンテンツなど、幅広い用途で使われているクラウド型サービスです。2026年3月26日のアップデートでは、表現の幅を大きく変えるアップデートが多数実施されました。
このブログでは、今回のアップデートとして生成AIベースの表現力の高い合成音声、動画生成AI機能、新キャラクタースタイルの追加など、Vyondの新機能をご紹介します。
◆生成AI系高品質音声 Gemini TTS 2.5 Pro 実装(対象:Enterprise/Agencyプラン)
Text-to-speech機能に、最新の生成AI系合成音声であるGemini(Google)が追加されました。
感情表現も含めて表現することが可能で、「Instructions」に、「プレゼンテーション風に」、 「はしゃぎながら」、または「訛り」などの表現を指定することで、 これまでの合成音声ではできなかった、多様なシーンを高いクオリティで表現できます。
懸念点としては、生成AIを利用しているため、生成するたびに表現にずれが出ることです。 ただし、この点は、よりイメージにあったものができるまで生成を繰り返せるという利点もあります。
※音声を再生成する際は、既存の音声を複製しておくことをお勧めします。
◆そのほかの特徴
- 日本語を含む70以上の言語に対応
- 先日実装された「Pronunciations」も利用可能で、辞書登録も利用可能
◆ご利用方法
以下いずれかの手順で本機能にアクセスできます。
- ※音声のみ生成の場合。アニメーション/動画の中で使用する場合は次の手順をご利用ください。
- 編集画面でキャラクターを選択し、右上の「Dialog」ボタンから
「ADD DIALOG」>「Text-to-speech」を選択
※選択したキャラクターに直接音声を設定することができます。 - 編集画面で左メニューの「Audio」を開き、右上の「Add Audio」ボタンから
「Text-to-speech」を選択
※キャラクターに紐づかない音声を生成できます(後でキャラクターに紐づけも可能です)。
◆動画生成AI Veo 3.1 Fast/Kling 2.6 実装(対象:Enterprise/Agencyプラン)
新たに、動画生成AI機能が実装されました。
これは従来のVyond Goとは異なり、実写風、アニメ風など様々なテイストの映像を生成する機能です。従来のVyondのキャラクタースタイルなどに捉われず、様々な映像を生成することができます。
プロンプト(指示文。例えば「工場の中でロボットが動いている様子」など)から、映像を生成します。 また、画像を指定することができるので、その画像をもとに映像を生成することも可能です。
懸念点としては、著作権の確保されていない結果が生成される恐れがあるため、使用するプロンプトや参考画像、さらに生成結果のチェックは非常に重要となります。
また、生成できる動画には以下の制限があります。
- Veo:4秒
- Kling:5秒
◆ご利用方法
- Vyondトップページで「+Create」ボタンを選択し、「Text to video clip」を選択
- Vyondトップページの「Popular tools」から、「Text to video clip」を選択

生成した動画は、以下の手順で、作成するアニメーション/動画の中に埋め込むことができます。
- 1.生成結果画面で「Download」ボタンを選択
- 2.Vyondの編集画面で、ダウンロードした動画ファイルをドラッグ&ドロップするか、 左メニュー「Uploads」を開き、右上の「Upload File」からファイルを指定してアップロード
- 3.アップロードした動画は、左メニュー「Uploads」の「Your Uploads」からいつでもアクセス可能
そのまま1シーンとして利用できるほか、マスク機能を使用することで、 任意の形(丸などの図形)に切り抜いて表示させることもできます。
◆新しいキャラクタースタイル「ストーリーブック」追加(すべてのプラン)
キャラクターに新しいスタイルが追加されました。 これまで、Templates(Template Library)には実装されていて、 そこからコピーして利用するしかなかった「ストーリーブック」スタイルのキャラクターを 自分で作成することができるようになりました。 これで、さらにアニメーション表現の幅が大きく広がりました。
ただし、現時点でストーリーブックキャラクターの持っている髪型や服装などのパターンは限られます。 そのため、色調整などでオリジナリティを出すことが求められます。

◆ご利用方法
- Vyondトップページで「+Create」ボタンを選択し、「Create a character」を選択
- 「Select a style」→「Storybook」を選択し、キャラクター設計画面に移動
作成したキャラクターは、以下の手順で作成するアニメーション/動画の中に埋め込むことができます。
- Vyondの編集画面で、左メニュー「Characters」から「Your Characters」を選択
- 作成したキャラクターを選択して配置
※キャラクターには、「コンテンポラリー」スタイルと同等のAction(動き)などを設定することができます。
◆その他の新機能
(合成音声)発音辞書の作成(対象:Enterprise/Agencyプラン)
合成音声を作る際、誤読を毎回調整するのは大変です。 今回、Library(辞書)機能が実装されたので、誤読を防ぐことがより容易になりました。

(AIアバター)外部音声/録音音声の取り込み(すべてのプラン)
AIアバターに、外部で作成または録音した音声の取り込みや、 その場で録音した音声を利用できるようになりました。
カスタムAIアバターでは、ご自身のAIアバターを作成することができますが、 どうしても正しく読めない専門用語や名前などもあると思います。 そのような箇所は、自分で録音した音声を使用するなどの使い分けにより、 より高品質の動画を作成できるようになっています。
(AIアバター)テンプレート追加(すべてのプラン)
AIアバターを活用するためのテンプレートが10種類追加されています。 デザイン性も高く、非常に簡単にプレゼンテーションや教育などの目的のアバター動画を作成することができます。
◆まとめ
2026年3月のアップデートでは 音声・映像・キャラクター・AIアバターの各分野で、 Vyondの表現力と制作効率を大きく高める機能が多数追加されました。 ぜひこれらの新機能を活用し、Vyondによる動画制作の幅をさらに広げてみてください。
ヒューマンサイエンスでは実写動画だけでなく、アニメーション動画制作の実績が多数あります。 また、Vyondによるアニメーション動画制作代行サービスも提供しており、 2023年にVyondの認定リセラーとなりました。 ヒューマンサイエンスを通してVyondを導入するメリットをご紹介します。
-
サポートの充実
購入前後の手続きサポートはもちろん、トレーニング講座のご提供、 Vyond提供元とのやり取り(英語)や、お客様のご要望に対する教育コンテンツの提案から制作までをサポートできます。 -
eラーニング制作の実績が多数あり
ノウハウを活かした効果的なアニメーション制作代行もVyondに限らず、これまで多くの実績があります。
アニメーション動画を利用した教育コンテンツの充実は、今後さらにその必要性を増していくと考えています。 それに比例して、今後も様々なアニメーション動画制作ツールが登場し、その機能も充実していくと予想できます。 AIの活用も進みます。そのような状況の中で、Vyondはアニメーション教材作成に最適なツールとして、 世界中でさらに活用されていくことでしょう。
この有用なツールを、さらに多くの企業様で活用いただくため、 ヒューマンサイエンスでは、2週間の無料トライアルを実施しています。 お気軽にご相談ください。
また、ヒューマンサイエンスでは、教育コンテンツの内製支援から アニメーション動画や教材の制作代行まで、 教育コンテンツに関連する様々なサービスを提供しています。 ぜひご相談いただければと思います。 Vyondを利用した制作はもちろん、それ以外の様々なツールにも対応しています。
さらに、ヒューマンサイエンスでは、様々な製品やサービスのマニュアル制作の実績も多数あります。 その中にはマニュアルに付随するものとして製品やサービスの紹介動画や、 ユーザー教育コンテンツの制作実績もあります。 このようにマニュアルやトレーニングテキストの提案・制作から、 教育コンテンツの提案・制作まで、ワンストップでの対応も可能です。お気軽にご相談ください。
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