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2024.08.15

2024.10.08

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iSpring Suiteの特徴とは? ~メリット・デメリット、活用例をご紹介!~

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    iSpring Suiteの特徴とは?~メリット・デメリット、活用例をご紹介!~

    これまでも、iSpring Suite / iSpring Suite AI(iSpring Suite Max)について、何度かご紹介してきました。
    改めて、端的に述べるとしたら、どのようなツールなのでしょうか。
    また、デメリットを挙げるとしたら、どんなところでしょうか。
    今回は、iSrping Suite / iSpring Suite AI(iSpring Suite Max)の概要を捉えていただくことを目的に、お伝えしていきます。
    なお、ここではiSpring Suite AI(iSpring Suite Max)についてご説明していきます。

    関連コラム:iSpring Suiteとは?特徴・価格・導入メリットを紹介
    使い慣れたいつものPowerPointでリッチなeラーニング教材を作成 iSpring導入支援


    1.iSpring Suite AI(iSpring Suite Max)とは?

    iSpring Suite AI(iSpring Suite Max)とは?

    iSpring Suite AI(iSpring Suite Max)とは、
    「eラーニングコンテンツを作成するためのオールインワンツールセット」
    です。

    ●コンテンツの開発体制をシンプルにできる

    eラーニングコンテンツを作成するための、標準的な体制を挙げてみます。
    ●ディレクター(プロジェクト全体を進行したり方向性を決めたりする監督)
    ●ライター(原稿執筆)
    ●デザイナー(画面デザイン)
    ●イラストレーター(イラスト作成)
    ●ナレーター(ナレーション音声作成)
    ●サウンドエンジニア(音声の編集・整音)
    ●プログラマー(スクリプト作成)
    ●オーサリングソフトのオペレーター(教材の仕上げ)
    ●SCORM技術者(LMS向けスクリプト作成)
    ●チェッカー・・・・

    ざっと挙げただけでも、それなりの体制が必要なことがわかりますね。
    さらに、場合によっては、監修者、カメラマン、映像出演者などが必要なこともあります。

    iSpring Suite AI(iSpring Suite Max)には、これらの大部分をカバーできる機能や素材が揃っています。つまり、ユーザー1名ですべてを完結することも可能です。

    役割 iSpring Suite AI(iSpring Suite Max)の機能、コマンド
    ディレクター
    ライター
    デザイナー スライドテンプレート、プレーヤー
    イラストレーター キャラクター、背景、オブジェクト、アイコン
    ナレーター テキスト音声合成
    サウンドエンジニア テキスト音声合成、編集機能
    プログラマー スライドプロパティ、クイズ、インタラクション、対話シミュレーション
    オーサリングソフトのオペレーター PowerPoint、iSpring Suite AI(iSpring Suite Max)
    SCORM技術者 公開
    チェッカー

    しかも、iSpring Suite AI(iSpring Suite Max)なら、使い慣れたPowerPoint環境を利用できる点も大きな魅力です。

    ●スピーディーな開発が望める

    これらの特徴は、スピーディーな開発が可能ということでもあります。
    原稿さえできていれば、必要な素材や機能を選択し、設定していくだけで、数時間以内にeラーニング教材を完成させることもできます。
    クイズ(テスト)や対話型シミュレーションなど、インタラクティブ性のある要素も、特にプログラミングのスキルがなくても、メニューを選択していくだけで加えることができます。

    もちろん、モバイルコンテンツやオフラインでの閲覧にも対応しています。
    書き出し時の設定を変えることで、閲覧環境別に教材を生成できるので、ワンソースで効率よく運用できます。

    iSpring Suite AI(iSpring Suite Max)を使ったコンテンツ制作については、下記も合わせてご覧ください。
    iSpring Suiteとは?eラーニング作成ツールでコンテンツ作成を手軽に行う

    2. iSpring Suite AI(iSpring Suite Max)のメリットとデメリット

    iSpring Suite AI(iSpring Suite Max)のメリットとデメリット

    iSpring Suite AI(iSpring Suite Max)のメリットとデメリットについて見ていきましょう。

    ●メリット

    iSpring Suite AI(iSpring Suite Max)のメリットは、先に挙げたような簡便性にあります。
    ●専門的な知識やスキルがなくても、コマンドや素材を選択していくだけで、eラーニングコースを完成させられる
    ●使い慣れたPowerPointのインターフェースを利用できる
    ●インタラクティブ性やナレーション付きなどリッチコンテンツもコマンド選択で作成できる
    ●eラーニングコースの各形式(SCORM、HTML5、MP4等)への変換がワンクリックでできる
    ●モバイル環境に対応している
    ●各国語による音声合成機能により複数言語のナレーション音声を作成できる

    ●デメリット

    では、デメリットはどのような点でしょうか。

    まず、ご利用いただくには前提となる条件があります。
    お使いの環境に、デスクトップ版のPowerPointがインストールされている必要があります。クラウドベースのPowerPoint環境ではお使いいただけません。
    また、iSpring Suite AI(iSpring Suite Max)の機能を十分に使いこなしていただくには、PowerPointの操作をひととおり理解していることが望ましいでしょう。

    また、PowerPointの機能を超えるような複雑な構造の教材は作成できません。
    たとえば、スライド上で何かを選択させるような場合を考えてみましょう。選択肢によって次に表示されるスライドを変えることは可能です(分岐)。
    ここから、分岐前のスライドに戻って、再度選択する、という操作を行う際、教材側で操作の履歴を持つことはできません。
    つまり、選択肢(1)を選択して分岐し、出題画面に戻ったとき、図の「A」のように、(1)を選択した、という履歴は保持できません。そのため、単純に戻るようリンクを設定すると、元の画面と全く同じ状態で表示されます。

    iSpring Suite AI(iSpring Suite Max)のメリットとデメリット

    ※厳密には、こちらに対応する方策はありますが、本記事では割愛します。

    また、iSpring Suite AI(iSpring Suite Max)は、サブスクリプションでのご利用となっており、定期的な更新が必要です。
    ただし、iSpring Suite / iSpring Suite AI(iSpring Suite Max)は常にアップデートされているため、最新の状態でお使いいただくことが可能です。
    ※iSpring Suiteには、永続ライセンスのプランもありますが、アップデートの対象外です。


    3. iSpring Suite AI(iSpring Suite Max)の活用例

    iSpring Suite AI(iSpring Suite Max)の活用例

    では、実際に、iSpring Suite AI(iSpring Suite Max)を活用すると、どのようなことができるのでしょうか。

    ●集合研修の確認テストやアンケート

    eラーニングではなく、集合研修のフォローにも活用いただけます。
    集合研修の受講者宛にURLを通知し、回答してもらうことで、理解度の確認が手軽に行えます。
    テストの結果を、受講者自身に送信されるように設定し、受講者の自己確認用としても良いですし、講師や事務局がメールで受け取れるようにもできます。

    iSpring Suite AI(iSpring Suite Max)の活用例

    ●動画の撮影と編集

    動画を撮影し、編集までをワンストップで行うことも可能です。
    PCのカメラを使って、講師の解説を撮影し、PowerPointのスライドと同期させることができます。また、PCで操作する様子を録画することもできます。
    録画は不要なシーンのカット、画面切り替え効果やナレーションの追加など、高度な編集機能も用意されています。

    iSpring Suite AI(iSpring Suite Max)の活用例

    ●インタラクティブ性の追加

    iSpring Suite AI(iSpring Suite Max)を使えば、インタラクティブ性のある教材も手軽に作れます。
    たとえば、「対話シミュレーション」では、対話型のロールプレイシミュレーションを作成できます。
    会話力や営業力の研修にもご活用いただけます。

    iSpring Suite AI(iSpring Suite Max)の活用例

    ●多言語化への対応

    多言語化にも対応できます。
    まず、PowerPointファイル内のテキストを、翻訳用にエクスポートすることができます。
    エクスポートしたデータは翻訳者に渡し、翻訳を行います。
    翻訳後に、インポート機能を使うことで、PowerPointファイル内のテキストを差し替えることができます。

    また、自動読み上げ音声は各国語での対応が可能なため、ナレーションも手軽に作成できます。

    iSpring Suite AI(iSpring Suite Max)の活用例

    iSpring Suite AI(iSpring Suite Max)の活用例


    4. まとめ

    iSpring Suite AI(iSpring Suite Max)は、eラーニング教材をワンストップで作成できるツールセット、という点をご理解いただけたでしょうか。
    PowerPointを利用した資料を、既に多く作成されており、それを活用したいと考えている企業様や、PowerPointに慣れ親しんでいる方には、特にお勧めのアプリケーションです。
    「PowerPointに、音声合成機能があればなぁ。。。」「アニメーションと音声の同期を簡単にできないか」「画面操作を動画で見せればわかりやすいマニュアルにできるのに」といったお悩みがございましたら、是非一度お試しください。

    2週間無料でご利用いただけるトライアル版もございます。お気軽にお問い合わせください。

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    ヒューマンサイエンスでは、2000年からeラーニング教材制作事業を開始し、20年以上にわたり、3,000本弱の教材を制作してまいりました。
    その中で、ユーザーとしてiSpring Suite AI(iSpring Suite Max)を利用してまいりました。
    現在では、iSpring社と共催でのセミナーや展示会への出展などを行っています。
    また、iSpring社認定リセラーとして、販売も行っております。

    ユーザーとしての経験を活かし、iSpring社製品の導入や運用、さらには作成代行までを幅広くサポートしています。

    ヒューマンサイエンスでは、iSpring Suite / iSpring Suite AI(iSpring Suite MAX)だけでなく、多くのツールを活用しています。今回は、iSpring Suite AI(iSpring Suite Max)にフォーカスを当ててご案内しましたが、お客様のご要望に応じた、ツールやご納品形式、スケジュールなどをご提案しています。

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