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2023.12.20

2023.12.20

Vyond

Vyondの価格は?各プランの機能と価格を徹底解説

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    1. Vyondの価格と購入方法

    Vyondを購入するには、Vyond公式から直接購入するか、代理店から購入する方法があります。
    それぞれのメリット・デメリットは後ほど説明しますが、まず金額に関してまとめると以下の通りです。

    1-1. Vyondの価格

    Vyond公式から直接購入する場合の価格

    ※横にスクロールしてご覧ください

    Essential Premium Professional Enterprise

    年契約

    $300 $648 $1,104 Vyond公式へ
    お問い合わせ

    月契約

    $588 $1,068 $2,148

    ※ 支払方法はクレジットカード、デビットカード、 PayPal ※カードはJCBは利用不可
    ※ Vyond公式の金額から年間の支払い金額を算出(2023年12月時点)

    月契約よりも年契約の方が月当たりの価格を抑えることができます。
    年契約だとPremiumプランは10万円弱、Professionalプランは16万円強になります(換算レート1USドル=149円で算出)。

    代理店から購入する場合の価格

    当社は、Vyondの認定リセラーとして3種のライセンスを下記の価格で販売しています。

    ※横にスクロールしてご覧ください

    Essential Premium Professional Enterprise

    年契約

    - 99,800円 168,500円 お問い合わせ

    ※ お支払いは、銀行振込、ご請求書決済に対応しております。
    ※ 法人様向けの販売のみ行っております。
    ※ ライセンスはすべて年間契約です。ご契約後の途中解約による、キャンセル料の払い戻しはございません。
    ※ 3シート以上の契約で割引が適用されます。詳細はお問い合わせください。
    ※ 為替レートに準じて毎月変動いたします。

    1-2. Vyond公式から直接購入する方法

    公式サイトから購入する方法は、以下の通りです。

    ①アカウントを作成する
    Vyond公式サイトにアクセスしてページ上部の「Free Trial」をクリックします。氏名、メールアドレス、会社名などの情報を登録してVyondのアカウントを作成します。
    メール承認とパスワードの設定、アンケートへの回答が必要になります。
    アカウントを作成すると、14日間の無料トライアル期間が始まります。

    ②製品版にアップグレードする
    動画を出力するには体験版ではなく、アップグレードをする必要があります。 Annual Pricing(年額)またはMonthly Pricing(月額)を選択することで、プランを開始することができます。ここで注意事項が表示されるため、英語になりますがしっかりと読んでおきましょう。

    ③支払い情報を入力する
    氏名、メールアドレス、会社名などの情報を再度入力し、支払情報を入力します。
    Vyondは英語圏のソフトなので購入時も英語の文章を読み契約を進める必要があります。
    Vyond公式の支払い方法はクレジットカード、デビットカード、PayPalなどで、JCBは対応していません。

    公式サイトから購入するメリット
    公式サイトでは、安価に利用できるEssentialプランの契約が可能なため、安価に抑えることができます。ただし、Essentialプランでは、再生する動画に「Vyond」の透かしが入ります。
    無料体験期間を超えて操作を試してみたい、という方は公式サイトからEssentialプランを購入するのがおすすめです。

    公式サイトから購入するデメリット
    公式サイトは英語しか対応していないため、英語に自信のない人は契約時に不安が残るかもしれません。機械翻訳を活用しながら慎重に進めましょう。
    また、サポートもすべて英語となるため、英語力に不安がある場合は、代理店から購入することをおすすめします。

    1-3. 代理店から購入する方法と代理店を選ぶポイント

    Vyond公式から直接購入する以外に、Vyondをパッケージで販売している日本の代理店から購入する方法があります。
    料金やプラン、受けられるサポート範囲や手厚さも公式から購入する場合と異なります。国内の代理店であれば、日本語でのサポートを受けることができます。
    さらに、代理店はVyond以外のアニメーション動画制作ツールを取り扱っている場合もあるため、状況に合わせて最適なツールを提案してもらえるのも代理店を活用するメリットと言えるでしょう。

    代理店を選ぶ時のポイント

    ・契約できるプランは複数用意されているか
    代理店によって、契約できるプランや期間が限定されている場合があります。限定されたプランしか選べないという場合もあるため、使いたい状況に合わせて最適なプランがあるかどうかを確認しましょう。

    ・サポート体制
    Vyondを導入する時のサポート体制と手厚さはもちろん、アップデート等のメンテナンス面でのサポート体制も重要です。「導入したけれど、いまいち活用できていない」状況にならないよう、導入後のサポート体制も重視しましょう。

    ・Vyond以外のアニメーション動画制作ツールの取り扱い
    作りたいアニメーション動画の目的や内容によって、Vyond以外のツールの方が向いている可能性もあります。そのような場合に、状況をヒアリングして柔軟に提案したり対応したりすることのできる代理店が理想です。さらに言うと、目的によってはそもそもアニメーション動画ではないコンテンツの方が適している可能性もあるため、動画やマニュアルなど複数のコンテンツ制作について実績がある企業が望ましいと言えます。

    ・アニメーション動画制作の実績
    Vyondの導入はあくまで目的を達成するための手段です。目的を果たすためのコンテンツを作るためには、それを見越した教育企画やシナリオ設計や効果の付け方など、コンテンツ制作のノウハウが必要になります。ツール販売だけではなく、コンテンツ制作の実績がある代理店を活用することで、制作するコンテンツの質も高めることができます。また、海外に支社のある企業や外資系の企業では、コンテンツの外国語への翻訳も対応できるかどうかが重要な判断軸となります。

    Vyondを活用した社内教育用コンテンツの制作事例:
    アニメーション(Vyond)を活用したeラーニングで、「契約」をわかりやすく社員に伝える

    1-4. Vyondのプランの比較

    ※横にスクロールしてご覧ください

    Vyond Go(AIによる動画生成) Premium Professional Enterprise
    Vyond Go(AI動画生成) – 新機能Vyond GoでAIが動画を自動生成します。ご契約プランにより生成可能な回数が異なります 5 10 15
    チーム・コラボレーション Premium Professional Enterprise
    共有スペース – 特定の目的、プロジェクト、グループのための共有フォルダを作成して、特定のメンバーを割り当てることができます
    共有ライブラリ – オーディオ、ビデオ、画像アセットをチームで共有できます
    ユーザー管理パネル – チームのアカウントを管理します
    ビデオ・コラボレーション – 同じサブスクリプション契約の他のユーザーとコラボレーションできます
    ビデオ共有機能 – 個人またはチーム全体でビデオを安全に共有できます
    ビデオオプション Premium Professional Enterprise
    720p – 解像度720pでMP4ビデオをエクスポートします
    1080p – 解像度1080pでMP4ビデオをエクスポートします
    アニメーションGIFエクスポート – 8秒ループのアニメーションGIFをエクスポートします
    SVGインポート – SVGファイルの読み込み。Vyond上で色の変更などができます
    アスペクト比 – 動画の縦横比を変更できます
    音声調整 – ボタンをクリックするだけで、ノイズや音量など録音した音声を最適化します
    グローバルエディット – ボタンをクリックするだけで、動画全体のキャラクターや小道具などの属性を一括変更できます
    テキストのエクスポートとインポート – ビデオ内のテキストを外部ファイルに書き出して編集し、更新後のテキストを読み込むことで、確認と変更を即座に行えます
    動画の自動翻訳 – 動画内のすべてのテキスト(オンスクリーンテキスト、音声合成テキスト、ダイアログスクリプト)を70以上の言語にすばやく翻訳します
    ブランディング Premium Professional Enterprise
    カラー変更 – 「コンテンポラリー」と「ホワイトボード」の小道具の色を、ブランドガイドラインに合わせて調整できます
    フォントのインポート – ブランディングのために組織のフォントをインポートします
    ブランドガイドライン – フォント、色、ロゴ、文字スタイルなどを含むブランドテンプレートを作成します
    キャラクタークリエーター Premium Professional Enterprise
    「ホワイトボード」 – ホワイトボードに手書きで描くようなキャラクターを作成できます
    「コンテンポラリー」 – モダンなデザインのキャラクターを作成できます
    「ビジネス・フレンドリー」 – テレビアニメのようなキャラクターを作成できます
    写真からキャラクター生成 – 写真をアップロードして、Vyondのキャラクターを作成できます(コンテンポラリーのみ)
    サポート Premium Professional Enterprise
    Vyondコミュニティへのアクセス – Vyondコミュニティのメンバーと一緒に学習、制作できます
    セキュリティ Premium Professional Enterprise
    ISO27001準拠 – ISMS 認証に基づく強固なセキュリティ対策を実施しています
    GDPR/CCPAコンプライアンス – EUおよびカリフォルニア州のデータプライバシー規制に準拠しています
    Privacy Shield Compliance – TrustArc社による認証を得ています
    Vyond Secure Suite – SSO(シングルサインオン)、非アクティブタイムアウト、IPホワイトリスト、ブルートフォース(総当たり攻撃)防止、ビデオキャッシュの期限設定
    イベントログ取得 – チームアカウントのアクティビティを追跡します

    ※サービス内容は変更される場合があります。
    詳細はお問い合わせください。

    サポートサービス

    ご購入前のサポート

    Web会議を通じたオンラインデモでサービスをご紹介させていただきます。
    詳しくはお問い合わせください。

    ご購入後のサポート

    以下のようなご要望に対応いたします。詳しくはお問い合わせください。
    ・オンラインで使い方の説明をしてほしい
    ・日本語で製品の使い方を問い合わせたい(開発元への問い合わせ代行)
    ・更新時期のご連絡(90日前にご連絡いたします)

    2.Vyondとは

    VVyondとは、アニメーション制作に特化したクラウドサービスです。 PowerPointのようなカンタンな操作性で、特別な技術や経験は必要ありません。
    1,900以上の背景、1,300以上のキャラクター、14,000以上の小物イラスト、2,400以上のアクション(キャラクターの表情や動き)があらかじめ用意されているので、素材の組み合わせ方次第で、ストーリー性や表現力の高いアニメーション作品に仕上げることができます。

    作成したアニメーションはそのまま公開するだけでなく、PowerPointやiSpring、Articulate Storylineなど他のツールにインポートしてeラーニングコンテンツなどの一部として利用することもできます。

    多様な用途に対応しており、マーケティング、トレーニング、eラーニング等あらゆる業界向けの高品質なアニメーション動画が簡単に作成できます。また、クラウド型のサービスなので、インターネット環境さえあればどこでもアニメーションを作成できます。そのため、ビジネスシーンを中心に、YouTuberや教育の現場などさまざまなシーンで活用されています。

    関連記事:
    Vyondとは?ビジネスにも活用できるアニメーション動画制作ツールのメリットをご紹介
    Vyondアニメは教材として使える?eラーニングや研修での利用メリットをご紹介

    3. Vyondによるアニメーション動画制作のメリット

    3-1. Vyondの特徴とメリット

    Vyondによるアニメーション動画制作のメリットを紹介します。

    カンタンな操作性・特別な技術や経験は不要
    PowerPointのようなカンタンな操作性で、特別な技術や経験は必要なくアニメーション動画を作成できます。PowerPointのスライドのように背景テンプレートを選び、あらかじめツール上で用意されているキャラクターやオブジェクトを並べます。そしてアニメーションテンプレートの中から好きなアクションをキャラクターに設定するだけで、キャラクターに動きを与えてアニメーション動画を作ることができます。

    短時間・低コストで制作可能
    一般的にビジネス向けアニメーションの制作は、専門のアニメーションスタジオやフリーランスに依頼する必要があり高額になります。Vyondは、ユーザーはアニメーション制作の経験がなくても、テンプレート、キャラクター、背景、サウンドエフェクトが豊富に用意されているため、アニメーション動画を短期間かつ低コストで作成できます。操作性も良く、特別なソフトウェアやハードウェアも必要としないため、リソースの限られた中でも利用することができ、専門知識のある人を雇う必要がなく、内製できるのは大きなメリットです。

    テンプレートが豊富なので実務に利用可能
    ビジネス向けの1,900以上の背景、1,300以上のキャラクター、14,000以上の小物イラスト、2,400以上のアクション(キャラクターの表情や動き)があらかじめ用意されています。もちろんキャラクターのカスタマイズも可能です。

    オリジナル画像もインポート可能
    オリジナルの画像やロゴ等をインポートして、自由にカスタマイズもできます。

    合成音声の生成
    複数の合成音声エンジンを使用した音声生成機能があります。人間に近い自然な音声を生成できるニューラル音声で原稿を読み上げるため、音声付きアニメーション動画をカンタンに作成できます。

    AI動画の生成
    さらにVyondには、業界初のAIを活用したスクリプトおよびアニメーション動画生成機能Vyond Goが実装されています。Vyond Go(ChatGPTを利用)では、プロンプト(指示文)だけではなく、動画の雰囲気などを設定できるため、生成のプロセスを合理化、簡素化することができます。
    動画作成で一番難しいのは、ストーリーの検討など作り始めだと言われていますが、生成AIを活用することで、その壁を乗り越えやすくなります。

    関連記事:
    Vyond Go(AI動画生成)のヒントとベストプラクティス ① Vyond Goの設定ガイドライン
    Vyond Go(AI動画生成)のヒントとベストプラクティス ② Vyond Goの実践例

    3-2. Vyondと他のアニメーション制作ソフトの比較

    アニメーション制作ツール5選:1. VideoScribe

    VideoScribeは、ホワイトボードアニメーションを作成できる動画編集ソフトです。ホワイトボードアニメーションとは、ホワイトボードに絵や文字を描く様子を動画化する手法です。特徴比較は以下の通りです。

    Vyondとの比較:Vyondはアニメーションの幅が広い

    ・操作性:いずれのツールも、直感的な操作性で習熟が容易です。画像やテキスト、グラフなどの素材を選んで配置するだけで作成できます。ソフトウェア等のレビューサイトG2では、Easiest To Use in Animation softwareの部門でVyondが1位、VideoScribeがランク外となっています(2023年)。
    ・表現力:VideoScribeはホワイトボードアニメーションに特化したソフトです。そのため使える表現方法はホワイトボードアニメーションのみとなります。一方、Vyondはホワイトボードアニメーションの他にも2種類のアニメーションを表現することができます。
    ・動作環境:VideoScribeはパソコンにソフトをインストールしてアニメーションを作成します。Vyondはクラウド型のサービスで、インターネット環境さえあればどこでもアニメーションを作成が可能です。
    ・豊富な素材:Vyondはキャラクターのテンプレートだけで1,300以上、小物などのイラストが14,000以上やBGMなど豊富な素材が用意されています。VideoScribeには約10,000種類のイラスト素材が用意されています。
    ・コスト:VyondのPremiumプランは年額9万円ほど(2023/9現在)。VideoScribeは年額168ドルで利用できます。
    ・日本語フォント対応:Vyondではアニメ作成時に日本語フォントを使うことが可能です。また、好きなフォントを追加することもできます。VideoScribeも日本語フォントに対応していますが、追加インストールすることはできません。

    アニメーション制作ツール5選:2. Adobe Animate

    Adobe Animateは、Adobe社のアニメーション制作ソフトです。2Dアニメーションやインタラクティブなコンテンツを制作できるソフトウェアです。HTML5 Canvas、WebGLなどのフォーマット向けのアニメーションを作成できます。専門的な知識やスキルが必要となることも多いため、初心者には難しいところもあります。特徴比較は以下の通りです。

    Vyondとの比較:Vyondは専門的知識が不要でハードルが低い

    ・幅広いプラットフォームに対応:VyondはMP4(動画)形式の書き出しを主体として、幅広いプラットフォームに対応しています。対してAdobe Animateは、HTML形式の書き出しを主体として、幅広いプラットフォームに対応しています。3Dのアニメーションも制作できます。
    ・イラストを作成できる:Vyondは、例えばキャラクターはテンプレートを元に目鼻口など様々な要素を調整するため、作成が容易です。Adobe Animateには描画機能がありますが、イラストなどは基本的にはイチから描き上げる必要があります。
    ・操作性:Vyondは直感的な操作性で容易に習熟できます。一方、Adobe Animateは専門的な知識やスキルが必要となるため、初心者には難しいと言えます。
    ・表現方法:Vyondはテンプレートや素材をベースにして2Dアニメーションを作成することができます。一方、Adobe Animateでは2Dおよび3Dのアニメーションを作成することができます。
    ・価格:VyondのPremiumプランは年額9万円ほど(2023/9現在)。Adobe Animateは単体プランで年額28,776円(税込)です。

    アニメーション制作ツール5選:3. Animaker

    Animakerは、クラウド上でアニメーション動画を作成できるツールです。このツールには、動画編集に必要な様々な高度な機能が揃っており、動画の作成、GIFアニメの作成、ライブ動画の編集などが可能です。Animakerとの特徴比較は以下の通りです。

    Vyondとの比較:Vyondはプランにかかわらず商用利用可能 ・テンプレート:Vyondには、2,000を超えるテンプレートが用意されており、様々な目的に使用できます。一方、Animakerも1,000を超える豊富なテンプレートを提供しています。
    ・ライブラリ:Vyondには14,000を超える小物イラストがあるなど、様々な素材が用意されています。Animakerには1億を超える動画・写真素材があるなどいずれも非常に多くの素材が用意されています。
    ・操作性:いずれのツールもドラッグ&ドロップでの操作を主体とし、シンプルな操作でアニメーションを作成できます。ソフトウェア等のレビューサイトG2では、Easiest To Use in Animation softwareの部門でVyondが1位、Animakerが4位となっています(2023年)。
    ・価格:VyondのPremiumプランは年額9万円ほど(2023/9現在)。一方、Animakerの価格は年額468ドルで、Vyondよりも安価です。フリープランもありますが、商用利用はビジネスプランとなっています。
    アニメーション制作ツール5選:4. Doodly

    Doodlyは、ホワイトボードアニメなど手書き風のアニメーションが簡単に作成できるソフトです。簡単にホワイトボード風や黒板風の動画の作成ができるため、アメリカでも人気のある動画制作ツールです。特徴比較は以下の通りです。

    Vyondとの比較:Vyondは素材やテンプレが豊富

    ・操作性:いずれのツールもドラッグ&ドロップでの操作を主体とし、シンプルな操作でアニメーションを作成できます。ソフトウェア等のレビューサイトG2では、Easiest To Use in Animation softwareの部門でVyondが1位、Doodlyは評価が掲載されていません(2023年)
    ・表現方法:Doodlyは主にホワイトボード風や黒板風の動画の作成に特化しているため、Vyondほど表現の幅がありません。 ・価格:VyondのPremiumプランは年額9万円ほど(2023/9現在)。一方、Doodlyの価格は年額790ドルで、Vyondよりも安価です。

    アニメーション制作ツール5選:5. Powtoon

    Powtoonは、プレゼンテーションやアニメーション動画を作成するためのオンラインツールです。このツールは、ビジネスや教育、マーケティングなど、様々な分野で活用されています。特徴比較は以下の通りです。

    Vyondとの比較

    ・操作性:いずれのツールもドラッグ&ドロップでの操作を主体とし、シンプルな操作でアニメーションを作成できます。ソフトウェア等のレビューサイトG2では、Easiest To Use in Animation softwareの部門でVyondが1位、Powtoonは5位です(2023年)
    ・機能性: Vyondはアニメーション制作に特化したツールですが、Powtoonはアニメーションに限らず画面録画や実写映像の編集もできます。アニメーションに限っていえば、テンプレートの数やカスタマイズ性などVyondのほうがより強力なツールです。
    ・価格:VyondのPremiumプランは年額9万円ほど(2023/9現在)。一方、Powtoonのプロフェッショナルプランの価格は年額840ドルです。

    3-3. Vyondの強み

    いくつかのアニメーション動画制作ツールと比較しましたが、Vyondの強みをまとめると以下のようになります。

    ・テンプレートが豊富:2000以上のテンプレートが用意されており、様々な目的に使用できます。
    ・手軽に多様なアニメーションが作れる:直感的な操作性で習熟が容易です。ホワイトボード風の動画だけでなく、様々な表現方法が可能です。
    ・日本語の学習サポートが充実:日本語の学習環境が充実しています。Youtubeなどで日本語のFAQやチュートリアル動画が用意されており、日本語でサポートを受けることができます。
    ・カスタマイズ性:キャラクターや背景、プロップなどの素材をカスタマイズすることができます。また、自分で作成した画像や音楽も取り込むことができます。
    ・音声機能:自動リップシンク機能や音声合成機能が用意されており、キャラクターにナレーションを追加することができます。
    ・共同編集機能:共同編集機能を使用することで、複数のユーザーが同じプロジェクトを同時に編集することができます。
    ・AIの活用:生成AIと連携した「Vyond Go」の機能により、スクリプトや動画の自動生成も機能として2023年6月に追加されました。

    いくつかのアニメーション動画制作ツールを紹介しましたが、どれも特徴があり、それぞれの強みに合わせて使用することができますが、総合的にVyondは他のアニメーション動画制作ツールと比較しても優れている面が多いことが分かりました。

    関連記事:
    Vyondと他のアニメーション制作ソフトはどう違う? 比較とおすすめポイント

    4. Vyond活用におすすめのシーンとその理由

    4-1. Vyondのビジネス動画がおすすめのシーン

    サービス紹介・セミナーや勉強会・社内研修・営業活動・PR活動・展示会など、幅広いシーンに活用できます。

    ・商品やサービスの紹介:製品やサービスの特徴やメリットを分かりやすく伝えられます。視覚的に魅力的な動画を作ることで、お客様の興味や信頼を高める効果もあります。
    ・教育や研修のコンテンツ:教育や研修のコンテンツを楽しく学べる動画にまとめられます。キャラクターやシーンを自由に選べるので、様々なシチュエーションやケーススタディを表現できます。
    Vyondを活用した社内教育用コンテンツの制作事例:
    アニメーション(Vyond)を活用したeラーニングで、「契約」をわかりやすく社員に伝える

    ・プレゼンテーションやレポートの補足:プレゼンテーションやレポートの補足として動画を作ることができます。データや数字だけでは伝わりにくい内容も、動画にすることで視覚的に理解しやすいものになります。
    ・広告やマーケティングのキャンペーン:広告やマーケティングのキャンペーンに効果的な動画を制作できます。ターゲットオーディエンスに合わせて、ストーリーやメッセージをカスタマイズすることもできます。
    ・社内コミュニケーションやチームビルディング:社内コミュニケーションやチームビルディングに役立つ動画を作り、社内の情報共有を円滑にします。社員の紹介やイベントの告知、フィードバックや感謝の言葉など、様々なシーンで活用できます。

    4-2. Vyondがビジネス動画におすすめの理由

    Vyondにより、短時間で有意義な動画を制作し、それをスピーディーに展開できるため、ビジネスとしての優位性を保つことができます。

    ・多様なビジネスシーンに対応:様々なシーンを網羅できる動画パターンや、豊富なテンプレートがあるため、多様なビジネスシーンに合わせることができます。
    ・低コストで編集可能:専門知識のある人材や高価なツールが不要のため、動画制作のコストを大幅に抑えることができます。また、外部の制作会社に依頼することなく、社内で動画を制作できるようになります。
    ・直感的な操作:直感的な操作で簡単に編集できます。初心者でも短時間で基本的な操作をマスターすることができます。
    ・豊富なテンプレート:多数のプリセットテンプレートが用意されており、短時間でアニメーション動画を制作することができます。テンプレートをベースに、必要なシーンやキャラクター、アイテムを追加・編集するだけで、オリジナルのアニメーション動画を作成できます。
    ・オリジナル画像や写真も使用可能:Vyondでは、オリジナルの画像や写真をアップロードして、動画に組み込むことができます。これにより、自社のロゴやブランドカラーを動画に取り入れることができ、企業のアイデンティティを強調することができます。

    関連記事:
    Vyondでビジネスアニメを制作しよう!ビジネスにおすすめ理由とメリット、課題を解説

    5. Vyondに関するよくある質問

    ・体験版の利用期間は何日ですか?

    14日間です。30日後に体験版アカウントのデータは削除されます。
    30日経過後に製品版に移行した場合、体験版アカウントで作成したデータの保持は保証されません。

    ・お支払いにはどのような方法を選択できますか?

    お支払いは、銀行振込、ご請求書決済に対応しております。

    ・契約中のアカウント(シート)の追加はできますか?

    シートの追加は可能です。
    追加時の契約費用は、契約済みアカウントの残日数から日割りで計算した金額となります。

    ・契約更新の際に案内などはありますか?

    90日前を目安に、弊社(ヒューマンサイエンス)より、更新のご案内をさせていただきます。

    ・ヒューマンサイエンスからVyondを購入するメリットは何ですか?

    Vyond公式からの直接購入と同水準の金額でご購入いただける上、オンラインデモで使い方のご説明や、製品の使い方について日本語でのお問い合わせ対応を含んでおります。
    さらに、ビジネスや学校など幅広い場面においてeラーニングコンテンツの制作実績があるため、コンテンツ制作サービスも併用いただくことで、目的に沿った動画コンテンツを完成させることが可能です。
    また、20年以上にわたる翻訳サービスの実績もあるため、コンテンツの翻訳による複数言語化も可能です。詳細はお気軽にお問い合わせください。

    6. まとめ

    今回は、アニメーション動画制作ツールの価格や特徴・メリットについてまとめてみました。Vyondには一般的にアニメーション動画制作のデメリットを補う機能が多くあります。加えて、ヒューマンサイエンスの動画制作ソリューションも活用できます。ヒューマンサイエンスを通してVyondを導入するメリットを紹介します。

    ・サポートの充実

    購入前後の手続きサポートはもちろん、Vyond提供元とのやり取り(英語)や、お客様のご要望に対する教育コンテンツの提案から制作についてサポートいたします。
    Vyond(アニメーション制作)販売

    さらに、ご購入前後のウェブ会議を通した操作説明や、Vyondを使いこなすためのトレーニング講座を複数ご用意しています。
    最大75%の補助金を受け取れる政府助成金の申請サポートもお気軽にご相談ください。

    講座内容(例)

    • ① 編集画面上のパネル説明
    • ② キャラクター作成
    • ③ テキスト挿入
    • ④ 背景の変更
    • ⑤ カメラ機能
    • ⑥ 音声の追加
    プラン 概要 費用
    1 計6時間で、Vyondの基本を
    学習するプランです
    (3時間×2日間)
    25万円
    (税別)
    2 計10時間で、より本格的な機能を
    学習するプランです
    (3時間×3日間+α)
    35万円
    (税別)

    ※より本格的にVyondクリエイターを育成するプランもご用意しております。

    ・eラーニング制作の実績が多数あります。ノウハウを活かした効果的なアニメーション制作代行もVyondに限らず、これまで多くの実績があります。
    Vyond アニメーション制作代行

    アニメーション動画を利用した教育コンテンツの充実は、今後さらにその必要性を増していくと考えています。それに比例して、今後も様々なアニメーション動画制作ツールが登場し、その機能も充実していくと予想できます。AIの活用も進みます。そのような状況の中で、Vyondはアニメーション教材作成に最適なツールとして、世界中でさらに活用されていくでしょう。この有用なツールを、さらに多くの企業様で活用いただくため、ヒューマンサイエンスでは代理店を開始しています。2週間の無料トライアルがあるのでお気軽にご相談ください。

    また、ヒューマンサイエンスでは、教育コンテンツの内製支援からアニメーション動画や教材の制作代行まで、教育コンテンツに関連する様々なサービスを提供していますので、ぜひご相談いただければと思います。Vyondを利用した制作はもちろん、それ以外の様々なツールにも対応しています。
    ヒューマンサイエンス:eラーニングサービス

    さらに、ヒューマンサイエンスでは、様々な製品やサービスのマニュアル制作も多くの実績があります。その中にはマニュアルに付随するものとして製品やサービスの紹介動画や、ユーザー教育コンテンツの制作実績も多数あります。このようにマニュアルやトレーニングテキストの提案・制作から、教育コンテンツの提案・制作までワンストップでの対応も可能ですので、お気軽にご相談ください。
    ヒューマンサイエンス:マニュアル制作サービス

    Moodle導入支援・運用
    eラーニング教材制作
    eラーニング教材翻訳(多言語対応、ローカライズ)