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2022.01.24

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コロナでMoodle利用 急拡大!LMSを用いた授業・研修の最新状況について

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    Moodle導入支援・運用サービス

    新型コロナウイルスの感染拡大により、世界中で大きな変化が起こってから、間もなく2年が経とうとしています。 教育・人材育成に関しても例外ではなく、学校の授業や、企業での集合研修は、オンラインでの実施を余儀なくされました。

    ここでは、教育・人材育成のオンライン化が進んでいる社会的な状況や、弊社へのお問い合わせ状況の変化、コロナ禍での案件事例をご紹介いたします。


    1. コロナ禍における教育のオンライン化の拡大

    コロナ禍によって、教育がオンライン化されている社会的な状況からご紹介します。

    こちらは、文科省による調査結果です。
    令和2年度後期、6割の学生が、オンライン授業がほとんど、またはすべてだったと回答しています。(令和3年3月に実施の文部科学省による「新型コロナウイルス感染症の影響による学生等の学生生活に関する調査」)
    コロナ禍により、オンライン授業が余儀なくされた状況や、学生の感じるメリット・デメリットなどが明らかになっています。

    また、文科省は、令和3年3月に、新型コロナウイルス感染症対策の一環として、「デジタルを活用した大学・高専教育高度化プラン」を打ち出しました。
    こちらは、大学および高等専門学校において、デジタル技術を積極的にとり入れ、学修者本位の教育の実現や学びの質を向上させる環境を整備するための施策で、予算は60億円です。

    こちらの事業では、既に多くの教育機関からの応募があり、プランの採用も完了しています。こちらの事業で採用されたプランについては、リンクをご覧ください。
    https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/sankangaku/1413155_00010.htm

    企業の研修においても、オンライン化が進んでいます。
    パーソル総合研究所の調査によると、2020年にオンライン集合研修を増やした企業は全体の75.0%にも及びました。(調査期間2021年1月29日-2月10日。出典:https://rc.persol-group.co.jp/news/202107051000.html

    国家資格の研修についても、オンライン化が進められています。
    こちらは、更新の際に講習が義務付けられているうち、「講習を対面式にしなくても良い」とされている国家資格の数を示した表です。(総務省行政評価局レポート(令 2.12.16)「国の資格の更新等に伴う講習・研修等の見直しに関する実態調査」
    https://www.soumu.go.jp/main_content/000723456.pdf(2021年8月22日現在)

    更新時の講習が義務付けられている国家資格98のうち、一部でも対面式にしなくても良い資格は6割以上を占めています。

    これにより、民間の資格の講習も、オンライン化が推進される可能性が高くなっていると言えます。


    2. お客様におけるコロナ禍での変化

    ここからは、弊社お客様の事例についてご説明します。
    まずは、コロナ禍よりも前、eラーニングの利用状況はどうだったのでしょうか。
    ある大学からのヒアリング例をご紹介します。

    国立大学(学生数6000名)の事例

    こちらの大学では、2015年以前から学内でMoodle※を利用されていました。

    2016年12月と2020年1月に、eラーニングをとりまとめている情報基盤センター部門の担当者様にヒアリングを行った内容をご紹介します。 2回とも、Moodleの利用状況をお伺いしていますが、約3年を経ても、利用率に大きな変化はなく、eラーニングの利用は進みにくい状況でした。
    ※Moodleとは、オープンソースのLMSで、学内のeラーニング配信等を行っています。
    ※LMS(Learning Management System)とは、オンラインでの授業、研修を実施するにあたり、映像や教材を配信したり、受講を管理するためのシステムです。

    - 2016年12月ヒアリング時

    情報基盤センター副センター長:「1回/年程度、先生向けに説明会を開催している。Moodleは全教職員が使えるようになっている。
    情報基盤センター教授:「統計では、システムの利用率の10~15%の壁がある。それを超えると急激に利用が増える。自大学でも、最初はMoodleの利用が限られていたが、あるときを境に、急に利用が増えた。

    - 2020年1月ヒアリング時

    ヒューマンサイエンス:利用は拡大していますか?
    情報基盤センター教授:「教員の20%ぐらいが使用している。双方向で使っている先生はさらに限られる。多くは、先生の資料アップロードで使用されている。」

    Moodle問い合わせ数の増加

    ところが、コロナ禍により、状況が一変したのはご存知のとおりです。
    弊社でも、2020年4月以降、オープンソースのLMS、Moodleの使用を検討し始めた新規のお客様からのお問い合わせが増加しています。こちらは、弊社に対して、新規のお客様からeラーニングシステムについてお問い合わせをいただいた件数の推移です。

    弊社への問合せ数の推移

    コロナまん延以降、お問い合わせの件数が増えています。

    また、お問い合わせいただいたお客様の業態の割合はこちらです。

    過半数は企業、4割弱が学校からのお問い合わせでした。


    3. Mooldeを使った研修への切り替え事例

    ここからは、実際の事例についてご紹介していきます。

    エネルギー開発関連、一般財団法人様の事例

    こちらの法人では、毎年、海外企業から担当者を招き、エネルギー開発についての教育を実施していました。教育は、2週間程度の研修で、約30か国600人という規模でした。
    しかし、コロナ禍により生徒の来日が難しくなってしまいました。
    そこで、LMS(Moodle)を利用したライブ講義への切り替えを行いました。資料は、オンラインでの配布に変更しています。

    歯科の資格の団体様の事例

    こちらの団体では、特定の分野の歯科の情報の配信や資格認定を行っています。団体に登録されている歯科関連の医療従事者は約4,000名です。
    資格認定については、毎年、認定医になることを希望する歯科医師に試験を実施してきました。資格試験にはプレゼンテーションが含まれており、プレゼンテーションの際には、40~50名の歯科医師、および数名の審査員が会場に集合します。
    しかし、コロナ禍により、会場への集合が難しくなりました。
    そこで、LMSを利用した試験への切り替えを行いました。
    (コロナ禍での変化)
    会場への集合が困難に→LMS(Moodle)利用への切り替え
    試験は、以下の流れとなった。
    申請書提出
    Zoomによるプレゼンテーションおよび審査(LMS(Moodle)からZoom開始)
    Zoomで口頭試問(審査員からプレゼンテーションについて質問され、受験者が回答)

    4. オンライン授業・オンライン研修実施にあたって、今後必要になる取り組み

    コロナ禍の終息はまだしばらく先とも言われています。今後も、オンライン授業・オンライン研修は、各教育機関様、人材育成ご担当者様にとっての課題となります。ここでは、オンライン授業・オンライン研修を継続していくにあたっての課題と、対応策についてご説明します。

    課題① 多重アクセスへの対応

    利用が拡大し、アクセスが集中した結果、遅延やシステム停止の可能性が高くなります。
    このような場合に備えて、インフラ環境を増強しなければなりません。サーバスペックを向上させたり、分散化させるなどの対応が必要です。

    課題② 「とりあえず」始めたことの整備

    コロナ禍によってスピード重視で対応したことで、Web会議、学生ポータル、オンデマンド、テストなどさまざまなシステムが別々に動いている状況が見受けられます。
    各システムを個別に管理運用していると、作業が重複したり、不備も起こりやすくなるため、各サービスを連携させた管理が必要です。

    課題③ 運用負担の軽減

    SSO(Single Sign-On)を実現し、一度のログインで複数のシステムを利用できるようになれば、利便性が向上します。
    また、教務システムなどを連携させれば、ユーザ・科目・履修情報を取り込むこともできます。

    課題④ 収録した授業のクオリティ向上

    ある大学では、2020年春に、各教師が一斉に授業を収録し、配信を行いました。
    スピード優先でオンライン授業を収録した結果、動画のクオリティにバラつきが出てしまったというケースがありました。
    動画のクオリティを揃えたり、向上させたりするためには、マニュアルやガイドラインを作成したり、収録方法について研修を受けていただいたりする必要があります。

    課題⑤ LMS使用についての教員の教育

    作成した教材や映像は、LMSに登録し、配信できる状態にする必要があります。また、受講状況などを管理するためには、LMSの使い方についても習得していただく必要があります。
    LMSをまだ使ったことがない教員や、一部の機能を使用するだけにとどまっている教員に対して、使い方をご理解いただくための研修が必要です。

    5. eラーニング導入支援サービスのご紹介

    ヒューマンサイエンスでは、お客様がeラーニングを導入するためのさまざまなサービスを行っています。
    お困りのことがあればお気軽にお問合せください。

    > MoodleおよびTotara Learn(オープンソースLMS)の導入・運用支援
    > eラーニング教材制作・翻訳(オーダーメイドによる教材開発)
    > 教材内製支援(お客様による教材開発のサポート、コンサルティング、セミナー実施等)
    > 教材配信サービス(弊社オリジナル教材の配信)
    > 教材販売(弊社オリジナル教材の販売)
    > 原稿販売(弊社オリジナル教材の素材販売)

    そのほか、マニュアル制作、多国語への翻訳を専門とする部門があり、ワンストップでお客様のご要望にお応えいたします。

    執筆者:

    佐瀬 志津子

    教育ソリューション部 制作グループ ライター
    ヒューマンサイエンス入社後、テクニカルライターとして、
    製品マニュアルや業務マニュアルの設計・ライティングを経験。
    その後、eラーニング教材の原稿の執筆と制作ディレクションに従事。
    これまで約200本に及ぶ教材の制作に携わる。

    お問合せ先:

    電話番号 : 03-5321-3111
    hsweb_inquiry@science.co.jp

    Moodle導入支援サービスの
    ご紹介

    Moodle公式パートナーである弊社は多数の学校公共企業向けにサービスを提供しております。こちらの資料では「LMSとは」という基礎から、弊社で行っている導入支援サービスの説明や、実績を紹介しています。

    【内容】

    • ヒューマンサイエンスの役割
    • 導入支援
    • 運用支援
    • 実績
    • 学習管理システム

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